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手紙の内容はいつもように、昨日彼女が書いた文章の返事と研究員たちの最近の動向と研究計画。
やっぱり、これじゃだめか、なんて思いながら、新しい案を出さないと、と頭を抱えたくなった。
だが、今日は追記があった。
かなり珍しいことだ。
ヴィンセントに何かあったか、それともバーバラあたりがやらかしたか。
後者はやめてくれ、これ以上監視が増やされたら困る。
そんな事を思いながら読んだ追記の内容は、彼女の予想をいい意味で裏切った。
『先日、新しい子がここに連れてこられた。GF。君の出身の農園と同じで、特上だ。見た目は銀髪で青い目の男の子。近いうちに彼をこちら側に引き寄せる。』
読みながら息をのんだ。
嬉しさから泣きそうだが、博士が来るまでもう時間が無い。
ここで泣いたら怪しまれる。
ぐっとこらえて支度を淡々と進めていった。
すると、自動扉が開く音がした。
後はパーカーを羽織れば終わりだ。
かなり心強い仲間が増えた、後のテストでヴィンセントに報告しないと。
「おはよう、A。今日の状態はどうだい？」
「・・・・・おはようございます、博士。元気ですよ。何も変わらず。」
Aは、入ってきた博士に、いつもと同じ、無邪気な笑顔を向けた。
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フィルア(プロフ) - 道端のマカロンさん» コメントもご指摘もありがとうございます・・・・！修正させていただきます！！完結まで見守っていていただけると嬉しいです！ (2021年11月18日 14時) (
レス) id: 12393e8720 (このIDを非表示/違反報告)
道端のマカロン(プロフ) - 一気読みして、お気に入り追加させていただきました！次の投稿楽しみにしています！それから、｢ミネルバ｣ではなく｢ミネルヴァ｣が正しい名前ですよ〜(´▽｀ ) (2021年11月15日 18時) (レス) id: 785eafa2ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィルア | 作成日時：2021年10月5日 17時
