_ お 姉 ち ゃ ん ！

おにぎり ページ3

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拗ねた裕太は放っておいて、


私は、昨日朝ごはんで食べようかと思っていた、コンビニで買った、おにぎりを探してるなうだけども…

A「…ない。おにぎりがない ！」

昨日の夜まであったのに〜

なんて、冷蔵庫の前で朝から、テンションがガタ落ちだった私の前に拗ねた裕太登場



裕太「Aちゃん、何してんの？」


あら、もう機嫌なおったのね、なんて思ってる場合じゃなくて、


A「私のおにぎりがない…」

裕太「おにぎりーっ？ あ、…」


んん？最後の「あ、…」って何、ねえ、何 ☜


裕太「昨日、撮影から帰ってきて、何もなかったから食べちった♥︎」


食べちった？食べちった？(((


A「それ、私の朝ごはんだったのに！」

裕太「やっちった♥︎」

なんて、舌出して可愛い顔しやがって ☜




「あは♥︎」なんて反省の色が見えない、
裕太にちょっと苛々してしまって、


A「裕太なんか、大っ嫌い」


なんて、真顔で冷たく言い放てば


さっきまでニコニコしてた裕太の顔が

一気に真顔になって、


眉をへの字に曲げて、潤んだ瞳で見てくる



裕太「ごめん、Aちゃんの朝ごはんて知らなくて」


なんて、苛々してる私は言い訳に聞こえてきて、



A「もういいよ。」


なんて言って、いつもより30分以上は早く家を出て仕事へ向かった

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