10年の壁を乗り越えて

06. ページ6

藤ヶ谷side


北「で？どうすんだよ」


横「玉、ずっと太輔のこと待ってたんだよ？あんな別れ方でいいわけ？」


あの日、勢いよく飛び出した俺


10年離れてる間に裕太は昔の知ってる裕太じゃないことにびっくりして、別れると口走ってしまった


次の日、仕事が昼からだから渉の喫茶店に行くと、2人に質問攻めされた


藤「よくねー！けど、裕太が遠くに行ったみたいで嫌だもん」


北「玉も、ずっと拒否してたんだよ？芸能人になるの。大好きな恋人がいるんで無理です！って」


横「そうだね。最初はモデルだけでいいからって受けたら今じゃこうだからね」


藤「そうなんだ」


北「玉、恋人います発言テレビでもしてるんだぞ笑」



横「太輔は愛されてんのよ笑」


藤「うん」


北「遠くに行ったって思って別れよって口走って言ったんだろ？玉なら分かってくれるよ」


藤「今更ごめんって言えないよ」


横「素直じゃないんだから」

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