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今にも暴走しそうな炎真を抑制するなのか。
彼女は海のように透き通った青色の炎を燈し、炎真の動きを止める。
「ねえ！過去の真実を見たでしょ！？私たちが戦う理由なんてもうどこにもないよ！
皆が助かる別の方法を考えよっ！？」
戦う理由がないからって、誇りをかけた戦いが無くなることなんてない。
分かっている。心の奥底では分かっているの。
だって私たちが争った時点で、これはやらなければならないことなんだから。
それでも、もう争う理由がないのに武器を取らなければならないなんて。
嫌…、嫌だよ。
「過去の真実………？
…ああ、見たよ。
…だから何なの？」
なのかの冷たい目が私を映す。
私の友達である海辺なのかは、こんな冷たい目をしていたっけ。
こんな低い声だったっけ。
分かんなくなる。
「あはっ、勘違いしてるのかな？
私さァ、正直初代のボンゴレとシモンの絆だとか争いだとか全く興味ないの。
だって私の目的は最初から、デイモン様の手助けだから！！
こいつらシモンファミリーとつるんでいた理由なんて、全てはデイモン様のためよ！！
ボンゴレを憎むように、一番近い存在として助言してきたのはこの私！！！」
狂ったように笑う彼女を見て、私たちは声が出なかった。
ただ口を開けてポカンとするしかできなかった。
「デイモン様の願いがかなうためなら、シモンやボンゴレがどうなろうと知ったこっちゃないわ！
どこで野垂れ死にしようと構わない！！あはははっ！！！まああいつら永遠に牢獄だけどさっ！！」
高笑いを続けるなのか。
私の知っている彼女じゃない。
私の知っている貴方は、もっと優しかったじゃない。
温かい笑みを浮かべ、気さくに話しかけてくれたじゃない。
どっちが本当のなのかなの？
「…嘘、だよね……？
だってあんなに、シモンのこと考えて……」
喉を震わせながら、私は彼女に問う。
しかしその瞬間高笑いは止み、辺りは凍り付いたように冷たくなった。
「はあ？あいつらは、デイモン様からの信頼を得る道具よ」
その言葉を聞いて、じわじわと心の余裕がなくなっていく。
彼女と戦いたくないという拒否反応が、どんどん薄れていく。
一瞬、"夜"に飲み込まれそうになったが、理性を保つ。
憎しみだけに身をゆだねたら、私は私でなくなってしまうから。
「………ごめんツナ。
私は平和で終わらせないよ」
俯きながら私はそう言う。
双剣を握る私の両手は、剣を折ってしまいそうなほどに力が入っていた。
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愛鞠_あいまり_(プロフ) - なっちゃんさん» いや、どっちぃー！！(ガーン)なるほど。そういうことですか！納得しました！いえいえ、ただ単に気になっただけですのでお気になさらず。あと様付けもやめてくださると(((( (2020年3月25日 0時) (
レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 愛鞠_あいまり_さん» そんなに前から……。感激です涙が止まりません！（泣いてない）実は宇宙の炎、外からの衝撃には強いのですが、内から来るものには効かないのです…。（病気、けが、呪いなどなど）愛鞠様のおかげで設定を見直すいい機会ができました！有難うございます(^^)/ (2020年3月24日 22時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - 4年前から愛読しております。こんなに経ってるのに初コメですみません。ふと気になったのがありまして、宇宙の炎が無効化なら呪いを無効化できないのかなって思ってしまいましたww (2020年3月21日 20時) (レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ありがとうございます(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年1月13日 23時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - りんさん» 時間ができたときは書いていきますね！はあっ…そのようなお気遣いまで！りん様もお体ご自愛下さい(^^)/ (2020年1月13日 23時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
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