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きゅっと涙を奥にしまい込み、ツナと炎真へ目を向ける。
ようやく炎真は自我を取り戻し、ボンゴレとシモンの間には何の争う理由もなかったことを理解したようだ。
しかし炎真の暴走した力は止まらない。
「もう僕は自分の力を制御できない！
逃げるんだ！！皆殺してしまう！！」
炎真は苦しそうに叫ぶ。
しかしツナは策があるようで、両手を前へと突き出した。
見たことのない構え。
X BURNERではパワー不足だ。第一あれは片手での攻撃のはず。
「オペレーション
XX(ダブルイクス)」
ツナの声が聞こえた。
ダブル、イクス。つまり、両手撃ち。
この土壇場で新たな技を生み出すツナには、毎回驚かされる。
しかし怖いのは炎真への影響。
これだけの炎圧を食らえば、最悪死に至る。
しかし炎真に密着したブラックホールだけを狙い撃つだなんて不可能だ。
勘が冴えていたころの私なら、きっと何をやるつもりなのか理解できていたんだろうな。
今の私には何も分からないや。
「絶対に助ける！！誇りに懸けて！！」
ツナの言葉を聞いて、思ったんだ。
やっぱり私たちの誇りは一緒だったんだって。
人一倍仲間を思いやるツナ。
でもその気持ちは私だって負けていないよ。
皆のこと、大好きだから。
大きな爆発が起こり、爆風が私たちを襲う。
どうなったんだろう。
でも全然不安じゃない。絶対炎真は助かっている。
ツナが助けたって断言できる。
これは勘の良さとかじゃなくて、私がツナを深く信頼している証拠。
きゅっと閉じていた瞳を開くと、人がいなくなっていた。
きっとみんな瓦礫の下なのだろう。
地に散らばる瓦礫を避けながら、私はまず炎真を探した。
「炎真ー！！いるー？」
一際積もった瓦礫の山を踏むと、下から「いてっ」という声が聞こえた。
何だか嫌な予感がする……。
「ま、まさかそこに……」
すぐさま降り、瓦礫の山を退かす。
案の定、そこには炎真がいた。
瓦礫の山プラスで私の体重……申し訳ない限りです。
「大丈夫！？怪我してない！？」
「少なくとも今のではしてないよ」
ははっと笑う炎真。
久々に見る彼の笑顔に涙が出そうになった。
「よかった……。まだ、言えてないこと1つあったから。
前言えなかった言葉の続き。
あのね、炎真。
私は至門の皆を信じているよ。
これは紛れもない私の本心。
絶対皆を助けよう」
手を差し出すと炎真は1度笑い、何かを決意したかのように顔を引き締める。
そして私の手を取って固く握手をした。
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愛鞠_あいまり_(プロフ) - なっちゃんさん» いや、どっちぃー！！(ガーン)なるほど。そういうことですか！納得しました！いえいえ、ただ単に気になっただけですのでお気になさらず。あと様付けもやめてくださると(((( (2020年3月25日 0時) (
レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 愛鞠_あいまり_さん» そんなに前から……。感激です涙が止まりません！（泣いてない）実は宇宙の炎、外からの衝撃には強いのですが、内から来るものには効かないのです…。（病気、けが、呪いなどなど）愛鞠様のおかげで設定を見直すいい機会ができました！有難うございます(^^)/ (2020年3月24日 22時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - 4年前から愛読しております。こんなに経ってるのに初コメですみません。ふと気になったのがありまして、宇宙の炎が無効化なら呪いを無効化できないのかなって思ってしまいましたww (2020年3月21日 20時) (レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ありがとうございます(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年1月13日 23時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - りんさん» 時間ができたときは書いていきますね！はあっ…そのようなお気遣いまで！りん様もお体ご自愛下さい(^^)/ (2020年1月13日 23時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
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