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次々と、守護者達が屋上へ集まる。
11時の5分前には全員が揃っていたので、私は口を開いた。
「こんばんはー、今からこれの説明をするんで聞いてねー」
これとは、エレットゥリコサーキットのこと。
このエリアの床は特殊な導線が張り巡らされていて、
雷によって避雷針に落とされる電流が何倍かに増幅されてその床を駆け巡る仕組みだ。
「これは床がヤバいんでー、頑張ってねー」
「説明雑すぎっ！！！」
欠かさず、突っ込み役のツナが突っ込んでくれた。
「…ん？」
「え、何？」
何かに疑問を持ったのか、ツナが私の顔をじっと見つめてきた。
…もしや、バレたか？
心臓がドクドクなる中、思わず目を閉じた。
…まあ、アイマスクを着用済みなので相手には分からないと思うけど。
ふと感じたのは、私の頬に触れる温かい何か。
「…え？」
目を開けると、私の頬にツナの手が添えられていた。
え、え、え！これどんな状況ですか！？
「あ、の…」
羞恥に耐えながら、私は声を絞り出す。
するとツナも正気に戻ったようで、慌てて手を離した。
「あ、いやっ、怪我してたから……あの、すみません急に！」
「い、いえ、全然！気にしてないので！！」
お互い顔を真っ赤に染めて謝った。
正体がバレそうなあの心臓のドクドクとは違い、
体中が熱くなるドクドクを初体験した私。
恋…なんかじゃない！ダメツナに恋なんてしないよ！…きっと。
(あの人を見るとどうしてもAと重ねちゃうよ…)
ツナがそう思っていたことを私はしらない。
ツナは獄寺や山本達の方へ戻っていき、円陣を組み始めた。
…あ、そういえば昨日もやってたっけ。
いいなあ、私もあそこに混ざりたいなあ…だなんて願望の声を心に漏らす。
「さてと。あの牛ちゃん勝てるかなあ…」
私の目は子牛ちゃんに目がいった。
まあ、ただの子供を守護者にするわけがないし、何かしら実力を持っているんだろう。
戦闘が開始され、すぐに子牛ちゃんはエレットゥリコサーキットの餌食となる。
…がしかし、彼は生きている。
あれだけ増幅された電流が体を巡ったら電気ショックを起こして死ぬはずだ。
きっとこれが子牛ちゃんの能力。"電気を通す皮膚"だね。
避雷針君、いい働きを有難う。
…でも、それにしても、あの値段は高すぎるんじゃないかなあ。
ラッキーアイテム
革ベルト
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俺夢ZUN(プロフ) - 久々に読んだけど、チェルさんは安定だね。ヘリウムボイスのチェルボイスww (2016年12月23日 17時) (
レス) id: 0be5adf3f7 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 裕太(女)さん» ありがとうございます！！面白いといっていただけるだけで、更新５話はいけますねｗはい！頑張りますｗ！ (2014年4月4日 2時) (レス) id: 5d6bf71a4c (このIDを非表示/違反報告)
裕太(女) - やばいですｗｗｗ腹筋がｗｗ主人公ｗｗ面白いです！！ｗｗこれからも面白い作品作って下さいね！！ (2014年4月3日 12時) (レス) id: a3ee149d3e (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 今日と明日は期末テストなので、更新できません！明日学校から帰ってきたら更新します！この駄作を読んでくださって有難うございます！ (2012年11月21日 22時) (レス) id: 8acbfe41c6 (このIDを非表示/違反報告)
静紅(プロフ) - 主人公最強ですねＷＷ (2012年11月19日 19時) (レス) id: c09bb92aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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