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【NOside】
「しししっ♪何アイツ」
髪で目を隠した青年。
「チェルベッロに戦闘力があったとはね」
闇に同化したマントを羽織った赤ん坊。
「でも、レヴィだよぉ〜？あたしでも楽勝だよぉ〜！」
一見か弱そうな甘いマスクの少女。
「そうだね。何て言ったって君は…
マフィア最強なんだからさ」
並中から少し離れたビルの屋上。
月明りに照らされたそれらは妖艶であり、そして異様な雰囲気を漂わせていた。
どうやら、ヴァリアーの幹部のようだ。
その3人はレヴィとAとのやり取りをぼんやりと視界に映し出していた。
(何だよ、ヴァリアーの奴ら。居るなら来ればいいのにさ)
もちろん、如月Aはその存在にさえ気づいていた。
マフィア最強を語っている女は、一体誰なのだろうか。
その正体は、後々知らされるはずだ。
「レヴィさーん、起きてー」
「もう起き上がっている」
時間が経つにつれて、"少女とそのおじ"という関係が見えてくるのは気のせいか。
案外、この2人は気が合うのかもしれない。
「じゃんけんやろう！勝ったら1発殴れる感じの！」
「フッ、いいだろう。俺はじゃんけんは強い方だからな」
いつも冷たくあしらわれるレヴィは、笑顔を向けられるのに慣れていないわけで
簡単に自分に笑顔を見せてくるAに気を許しつつあるのだ。
「恨みっこなしだよ！それじゃあ…
じゃーんけーんぽんっ」
レヴィがグーを出す。
1秒遅れてAはパーを出した。…いわゆる後出し、というやつだが。
「ぬっ！今のは後出しじゃないのか！？」
焦るのも当然だが、彼女はその言葉をすべて無視し
「さーて、1発かますかー！」
肩を回して、拳を準備した。
直後、バキッと信じられないような音が響く。
華奢な体なくせして、どこにそんな筋力が隠されているのか。
レヴィの頬は赤く腫れてしまっている。恐らく骨が何本かいっただろう。
「う、あぁ…」と呻き声をあげるレヴィを、満足そうに笑って見ているA。
何とも奇妙な光景である。
ラッキーアイテム
革ベルト
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俺夢ZUN(プロフ) - 久々に読んだけど、チェルさんは安定だね。ヘリウムボイスのチェルボイスww (2016年12月23日 17時) (
レス) id: 0be5adf3f7 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 裕太(女)さん» ありがとうございます！！面白いといっていただけるだけで、更新５話はいけますねｗはい！頑張りますｗ！ (2014年4月4日 2時) (レス) id: 5d6bf71a4c (このIDを非表示/違反報告)
裕太(女) - やばいですｗｗｗ腹筋がｗｗ主人公ｗｗ面白いです！！ｗｗこれからも面白い作品作って下さいね！！ (2014年4月3日 12時) (レス) id: a3ee149d3e (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 今日と明日は期末テストなので、更新できません！明日学校から帰ってきたら更新します！この駄作を読んでくださって有難うございます！ (2012年11月21日 22時) (レス) id: 8acbfe41c6 (このIDを非表示/違反報告)
静紅(プロフ) - 主人公最強ですねＷＷ (2012年11月19日 19時) (レス) id: c09bb92aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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