起承転結 ページ3
物語の組み立ては、大体起承転結でできています。
それを上手く使って、一つの物語を作っていくことが大切です。
<例>
山田直子は普通の恋する小学生。親友の唯とともに日常を過ごしていた。
直子の恋する相手とは…クラス委員の猛だった。
しかし、唯も猛の事が好きであるという事が判明する。
直子は、自分の気持ちを隠しながら、学校に通っていた。
だが、唯は直子の気持ちに既にもう気づいていて、「貴方はもう友達なんかじゃない。ただの恋敵よ!!!!」と宣言する。
やがて直子は唯に避けられるようになり、落胆するが…猛に励まされ、なんとか立ち直ることができた。
そして直子はある日の放課後、決心を固めて唯を屋上に呼び出し、「昔の優しかった唯に戻ってよ!!」と泣きながら話した。
直子の言葉に唯は説得され、「やっぱり私は直子が好き。だって親友だもん。ごめんね、私本当は猛の事なんて好きじゃないの。私…いつも笑顔で明るくて、男子とも仲良くできる直子が羨ましくて…一緒にいるのがつらくなってた。だから猛君の事を口実に、直子から離れようとしてたの。本当にごめん。」と真実を話した。
その話を聞いた途端、直子の足が自然に動いた。向かっているのはもちろん、猛が居る所だ。
クラス委員の仕事をしているからまだ残っているはず…そう思って教室を目指して走っていく。
夕暮れの教室には、予想通り委員長の仕事をしている猛がいた。
猛を見た瞬間、いきなり直子の気持ちが溢れだした。
ついに「好きだよ!!!!」大きな声で猛に告白。
猛は、「俺も直子の事が好きだった。でもなかなか言い出せなかったんだ。
なんだか恥ずかしくてさ。今まで言えなくてごめんな。」
と直子の手を握って言った。
その後、偶然その現場を見ていた生徒が学校中に話題を広めて、二人が両想いだという事は皆にばれてしまった。
だけど、皆…猛の事を好きだった女子も、「山田さんなら構わないわ。」と言って許してくれていた。
こうして直子と猛は、自分の気持ちに正直になれて…直子は唯とも昔より、心からの親友になることができたのであった―。
ちょっとありきたりなお話で書いてみましたが…一応物語にはなっていたと思います。ただ、だらだらとした日常を描くのではなく、親友にありえない宣言をされたり、そして仲直りしたりと、いきなりがらっと展開が変わるという書き方をすれば、読んでいる人もドキドキしながら読めるのではないでしょうか。
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杏 - 頑張って書きます!上手に説明してて分かりやすいです (2020年6月5日 17時) (レス) id: 521c217433 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - とても参考なりました (2017年3月24日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ミンミン(プロフ) - 書き方も表現力もあって良いと思います!凄いですね。参考にさせて貰います。 (2016年2月18日 4時) (レス) id: ac94f8e8fc (このIDを非表示/違反報告)
あかり - すっごいわかりやすいです!!参考にさせていただきます!! (2016年1月28日 14時) (レス) id: 73d99a57c2 (このIDを非表示/違反報告)
日和(プロフ) - いくのではないでしょうか?もちろん、色々な表現方法があるとわかった上でのコメントですので批判ではありません。私の「恋文」という作品を読んでアドバイスを頂けると嬉しいです。ピンク系が苦手なので。最後に、長文失礼しました。 (2015年12月14日 23時) (レス) id: e6b5c763cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぇりい | 作成日時:2012年3月7日 19時