フィールドに降り立つサッカー少女 ACT 1【オリオンの刻印】 (ページ7)

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7話私のやらかし、母の素晴らしさページ7

『AA＿＿＿＿』

スクリーンには私の姿と大きな名前。
しかもあれは、部活で水戸くんにイタズラして大笑いしてた時の写真！！

でも、プレー映像はさすがにないか…練習試合しかしてないし。
そして、手に持ってたジュースがこぼれた。

「はぁ！え？りっちゃん？？？え？」

「落ち着け母上よ、今1番混乱してるのは私だ。」

そふぁーの上で私は困惑してた。なぜ？
私そこに呼ばれ………あ

まて、1週間前になんか来てたぞ？
あれ？

「ぴえん」

私は頭を抱えた。
なんであれを捨てちゃったんだろう。

いやだぁ、行きたくないよぉ、サッカーだってまともにしたことないよ？
一ヶ月前に始めてさ近くの学校と練習試合しかしたことないよ？

私は絶望へと陥った。
すると、母さんは立ち上がりこういった。

「りっちゃん、私が送ってあげるから行きなさい。」

もうその顔は菩薩であった。私の母は悟りを開いていた。

「捨てちゃっただろうと思った？お母さんがしっかりととってあるわよ」

どうしよう母さんが神に見えた。神々し。
私のスマホがバイブで壊れそう…
何となく分かってる、だからこそ開けない。

わたしは母さんの車に乗り富士山の麓まで走ってもらった。