32話 ページ33
「フリーナ様お待たせしました。」
「やぁっと来たかA!僕はまちくたびれたぞ。」
ソファーにどかっと座って、眉に皺を寄せているフリーナ。それを見たAはクスッと、可愛らしいなと笑う。
「すみませんフリーナ様。せっかく久しぶりに話すなら美味しい物食べながらと思い、そこの美味しそうな茶葉と焼き菓子を買ってきました。」
Aはフリーナの前にお茶菓子を出した。
無論フリーナはそれを見て目を光らせる。
「さっすがA!持つべきものは友だよね!」
「お茶を用意してきますね。」
そう言って、焼き菓子を机に置き、ティーポットを持ってくる。
そして、フリーナの目の前でおちゃをいれた。
その手つきはとても完璧。本物のメイドと格差はない。
「うむ。やはりAの入れるお茶は美味しい。」
「ありがとうございます、フリーナ様。」
「待ってくれ、ずっと思ってたんだがその敬語が気になってたんだ。
ヌヴィレットやあの旅人たちには普通に喋ってるのに何で僕だけ敬語なんだ!」
「何故って、フリーナ様は私の愛してやまない神様ですから。心の底から慕っているからですよ。」
Aは恥ずかしげもなく本心でそう言った。
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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時