検索窓
今日:52 hit、昨日:60 hit、合計:27,022 hit

11話 ページ12

「ならば次のマジックは、ここにいる幸運なお客さんに手伝ってもらいましょう。」


「さあ、魔力に満ちた箱を舞台へ持ってきて。」



彼がそう言うとアシスタントたちはふたつの箱を持ってきた。



「さて、箱は全部で二つあります。一つはここに、もう一つは観客席中央の通路に…



勘の鋭いお客さんはすでにお気付きでしょう。




次のマジックは、





入れ替わりです!




選ばれたラッキーなお客さんには僕がこちらの箱に入るのと同時に、あちらの箱に入ってもらいます。


そして一分後、お互いの箱から姿を現してみせましょう。


皆さん、僕が細工できないよう、視界の箱から絶対に目を逸らさないでくださいね



ラッキーなお客さんが誰になるかは、このナンバー抽選機で決めましょう。


この機械は完全にランダム。この幸運が誰に訪れるのか、僕にだって分かりません



では、始めますよ__」




そう言って、機械を回し、ランダムなところで止めた。




「どれどれ⋯ああ、第七列三番目のお客さん、おめでとう!」



スポットライトで照らされたのはAであった。
Aも困惑した表情。

まさか、自分がこうなるとは予想もしていなかったのだ。




「えっと…?」


「えぇ、Aなのか!」



フリーナもヌヴィレットもパイモンも蛍もみんな目を見開かせる。
人々の視線からAは気まずくなって、苦笑いした。

12話→←10話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
188人がお気に入り
設定タグ:原神 , 愛され , フリーナ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。