10話 ページ11
水の中にいるリネットを消し、水槽の中にはリネットの服しか残っていない。
舞台上のリネは余裕な顔で数回呼びかけた後、水槽に溶けたはずのリネットがリネの後ろから出てきた。
そして、二人は一緒に観客たちの歓声を浴びた。
「わぁ、凄いや…!」
Aも目を輝かせ、ふたりのマジックショーに釘付けになっていた。
元素力を使わずにこんなことが出来るなんて思ってもいなかったのだ。
「ありがとうございます。こちらのパフォーマンスにはご満足いただけましたか?
しかし、この不思議な旅はまだ終わりません。これよりもさらに驚くような瞬間を用意していますよ。
転移と消失のマジックは、まだまだ進化するんです。
皆さん⋯水槽脱出のマジックは一切の隙もいように見えたけど、結局リネットが相手だったから成功したんだ!
なんて思っていませんか?
リネットが助手であれば、事前に準備する時間は十分にあると。」
観客たちは唾を飲み込む。
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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時