星のカケラが10と2つ ページ14
後ろでは彼らは腰が抜けたのか地面に座り込む。
黒い異形のバケモノは灰となり消え失せた。
精霊、ドライアドもいつの間にか消えておりさっきの事は何事も無かったような静寂さが戻った。
『大丈夫ですか?』
「Aさん、ありがとう助かったよ」
「どういたしまして。
さてと、それじゃあ帰ろうかな皆さん立てますか?」
Aは3人と1匹に手を伸ばした。
帰る途中
『そういえば2人の名前聞いていませんでしたね…』
「オレ、エース・トラッポラです」
「ボクはデュース、デュース・スペードと申します。」
と、2人は少しかしこまった自己紹介をしていた。
「そんなに畏まらなくていいよ」
『2人がグレートセブンの像を燃やし大食堂のシャンデリアを割った子ですよね?
なかなか面白い人ですね。』
と、何時もの微笑み方より少し楽しそうな柔らかい笑みを浮かべた。
「「「ッ!」」」
その笑みに皆は息を飲み込んだ。
その美しさは文献に書いてある以上の美しさであったからだ。
『?どうしたんですかいきなり黙り込んで?
まぁいいか、僕の近くに寄って下さい学園長室へ行くので』
「え、あぁ、はい!」
皆は慌てて近くによった。
『(にしても彼らはとても面白いな。観察する分には飽きなさそう…)』
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ユノン - 続きが気になる (2022年9月20日 16時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2022年9月19日 18時