#1 赤司くん、彼女に興味なし。

彼女#24 ページ25

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「はぁ…」





ため息が止まらなかった。


私は、今日は一日ダラダラ過ごして、


無気力状態。



何してても赤司くんのことしか頭にない。


今、何してるかな…



ベッドに大の字になって寝転んでた。


その時、



プルルルと私のスマホが鳴った。




なんか、気分じゃなくて、表示を見ずに電話に出る。






「……はいもしもーし」


『もしもし、赤司だが』





……ん?


赤司?



……赤司くん!?





「もしもし!?どしたの、珍しいね!!」


『あぁ、それで、いきなりで悪いんだが…』


「ん、なになに!?」


『明日、一緒に行けないか?』





……赤司くんから、お誘い!?


今の今までまるでやる気のなかった私は一気にテンションが上がった。





「もちろん!!行く行く!!」




何か、話があるのかはわかんないけど


初めての赤司くんからのお誘い。



私には嬉しすぎた。





『そうか、ありがとう。公園のところで7時ね。じゃあまた明日』


「うん!!ありがと!!……えっと、うん、ばいばい…!!」




ほんとはもうちょっと、電話してたかった。


でも仕方ないよね。


ほんと一言だけだったけど、


赤司くんからの初めてのお誘いだから



私は少し浮かれた気分で眠りについた。

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