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潔世一が初くんになにか話しかけられてる。
口元を見ても俺が走ってる事もあって
翻訳が出来ない。
なんて話してる?
この試合に関係ない思考が俺の頭のノイズのして跡を残す。
気付いたら初くんも取れちゃうようなパスを出しちゃうし
俺はもう投げ出したい気持ちだったが
その後のバスタード・ミュンヘンのフォローによって
なんとか試合には勝った。
「初くん。どうしよう。今マスターに呼ばれた。絶対怒られるよ。」
西岡『怒られてこい。そしたら慰めてやるよ。』
最悪の送り出し方をされたが
思った以上には怒られず以後気を付けろとの事だった。
アレクシス『なんですか?あのゲーム開始直前のパフォーマンス。』
「パフォーマンスじゃない。感動の再会だべ?」
アレクシス『コメント見てください。』
コメントには青森のニシヒナ復縁か!?や
雛原がU-20入りしてから溝できたと思ってたのに、よかった!
等試合には関係の無い
俺と西岡のコメントで溢れかえっていた。
「うわ。なにこれ。」
アレクシス『カイザーの活躍より目立ってどうするんですか?』
少し怒っていたが
なんとかなだめて帰らせた。
黒名『お疲れ雛原。』
「蘭世くんお疲れ様。」
黒名『アイツ結構怒ってたけどどうやって帰らせたの?』
「次の試合でカイザーくんにだけパスするって言っただけだばい。」
黒名『カイザーに付くのか。』
「いや、言っただけだし。俺は今まで通り全員に出すさ。」
もちろんこれを聞かれていたらアレクシス・ネスは
キレ散らかすと思うが
俺は今、ちょっとだけ疲れちゃったので休憩がしたかった。
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作者名:Black cat | 作成日時:2023年5月31日 15時