可愛い守護神【ブルーロック男主】 (ページ28)

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ピアノの音に隠れきれない

潔世一の声や、スペインの蜂楽廻

イングランドの千切豹馬までも居ると気付く。

そう言えばこの4人は初期から仲が良かったと五十嵐栗夢が

言っていたような気がする。

曲が終盤に差し掛かると

4人並んで座っているのを気配で感じ取りながら

仲がいいのは良い事だと嬉しく思う。

パチパチパチ…

蜂楽『へえ！ヒナっちはピアノ上手いんだね！俺初めて聴いたかも！』

潔『ほんと、何回聴いても飽きねえよなあ。なあ雛原！今度はアレ弾いてくれ！』

千切『雛原よく俺の好きな楽曲知ってたな？』

「ありがとう。これは錬介くんリクe、」

國神錬介にどつかれて最後まで言えなかったが

トレーニングが出来ないストレスを感じないほど

4人の気持ちの高揚感を覚える。

「いいね。仲良し。」

國神『仲良しじゃねえ。』

蜂楽『俺たちエゴ4(フォー)だからね！』

「何それ。笑」

「豹馬くんと廻くんはよく停電中なのに棟移動出来たね？危なくない？」

千切『意外と行けるもんだぞ？』

蜂楽『気付いたらここに来てた！』

「凄いな。」

2人の行動力に感心しつつ4人と話し込んでいると

帝襟アンリさんがLEDランタンを持って来た。

帝襟『ああ。雛原くんと潔くん達。これ停電で危ないから使ってください。』

帝襟『あと他のドイツ棟の人達に渡してください。』

俺、國神錬介、潔世一に一つ

蜂楽廻と千切豹馬に一つずつと

まだ点灯していないランタンを3つほど手渡され

小走りで去っていった。

蜂楽『忙しそうだね。』

「絵心さん手伝ってやればいいのに。」

千切『このランタン誰が最初にバッテリー無くすか勝負しないか？』

潔『こら。帝襟さんの仕事増やすな。』

沢山のランタンを受け取ってしまった事もあり

ノエル・ノアに1つ

ドイツ人選手達に1つ

俺たちが使ってたのは日本人選手分として使うことになった。

とは言っても1つしかないのでは動かせない。

いがぐり『停電と言ったら怖い話するしかないだろ！』

いがぐりのおかげで怪談をすることになってしまった。