可愛い守護神【ブルーロック男主】 (ページ26)

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入監前の話ページ26

潔世一達と

明日の作戦を練っている途中

不意にブルーロックに来る前の話になった。

俺と潔世一は同じ埼玉県にいた事もあって

結構な質問攻めにあったりもした。

氷織『雛原くんは半年前くらいからU-20やったやん？潔くんの事は知っとったん？』

「U-20に入ってから埼玉に越して来てるから県大会で当たるまでは知らなかったなあ。」

潔『俺もまさか雛原が埼玉に居るとは思わなかったよ。』

黒名『U-20なのに高校サッカーに登録出来たのか？』

「一応県大会より後にU-20に正式登録されたみたいだから出れたよ！」

潔『青森で既に雛原は有名だったからな。試合出来て良かったよ。』

雪宮『雛原くんは元からまあまあ知名度あったけどなんでサッカーの名門高校に転校しなかったの？』

「東京から近い県が一番いいと思ったんだ。そしたら偶然、吉良涼介と同じ高校でさ…行くところミスったと思ったよ。」

氷織『確かにあの人も王子様キャラやもんね。今はどうなんやろうか。』

黒名『キャラ被りか？』

「え？俺一応お姫様系狙ってたんだけど。」

潔『辞めてくれwwお前県大会の時もキラキラアイドルみたいなキャラ作ってたろ。笑』

「世一くんこそ猫かぶりだばい！笑」

県大会の時のことをゲラゲラ笑いながら思い出している。

「あん時、世一くんのゴールだけは本当に取りずらくて嫌だったんだ。」

潔『どういう事？』

「ギリギリ触れるものの、ボールが重いから次打たれたら絶対失点すると思った。」

「でもあの時世一くんはパスをしたから俺はカカシにならず済んだんだ。」

あの頃から潔世一は

対戦した埼玉県のFWの中では群を抜いて上手かったし、

俺のチームに吉良涼介が居なかったら

負けていたのでは？と感じてしまうほど。

「まあ、今じゃセーブ出来ない自信しかないけどな。」

潔『もう雛原はDFだろ！GKやってないんだから！』

「こんなに成長するって分かってたら初くん連れて埼玉来るんだった。」

潔『それは困る！！』

それから黒名蘭世、氷織羊、雪宮剣優の

高校サッカーの話を聞いて

俺も俺でU-20の話もした。

氷織『元U-20の最年少は苦労しとるんやね。』

潔『ただのナルシストだと思ってた！ごめん！』

「ほんと、世一くんは後出しで酷いこと言うよなあ。笑」

黒名『雛原、今日の練習中もファンサしてた！俺は見てた！』

雪宮『僕もモデルとして闘争心でちゃうなあ。』

「その闘争心サッカーでも燃やしてくれる！？」