可愛い守護神【ブルーロック男主】 (ページ20)

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「俺これ絵心さんに提出してくるから楽器使ってもいいよ！でもこれ私物だから壊さないでね。」

潔『わーーい！！』

黒名『潔ずるい！俺もドラムやりたい！』

「ドラム一台○○○○万円〜」

部屋を出る時、楽器を知らない人なら凍りつくような

金額を言い放って部屋から離れる。

全くドラムの音が聞こえなかったけどきっと辞めたのだろう。

まあ、ドラムだけならず

あの部屋の楽器は全て敏腕職人が作った楽器なので

どれも安くないが。と思っていたら

ノエル・ノアの後ろ姿が見える。

「ノア！おはようございます！」

ノエル『雛原A。作曲作業は終わったのか？』

「ええ。先程終わったのでこれから絵心さんに楽譜とデータを渡しに行きます！」

絵心甚八に全て提出したあと、

朝食後であろうベネディクト・グリムに遭遇する。

「グリムくん！さっきはありがとう！なんかお礼させて！」

ベネディクト『礼はいい。雛原も朝食を食べるといい。』

「朝食は五十嵐栗夢くんと食べようと思う。日本人はお礼をしないとしぬ生き物だからお礼させて！」

サラッと嘘をついたが、

ベネディクト・グリムのおかげでかなり時間短縮されたし

絶対にお礼はしたかった。

ベネディクト『ならば。作曲後に申し訳ないがバスタード・ミュンヘンの応援曲をドラムメインで作って欲しい。』

「もちろん！任せろ！」

ベネディクト・グリムによると

バスタード・ミュンヘンにはチアや音楽隊が居るが

まるで一体感が無いらしい。

俺もバスタード・ミュンヘンの音楽隊の映像を見た時あるが

今もいいと思うがまだ改善の余地はありそう。

「グリムくんが言うならば俺は一肌脱ぎます！」

それから日々の隙間時間を見つけてバスタード・ミュンヘンの

曲作りが始まった。