可愛い守護神【ブルーロック男主】 (ページ2)

今日:23 hit、昨日:9 hit、合計:19,803 hit

↓ ページ2

俺が心配していたキーパーは

21歳の誕生日を迎えU-20から去っていっただけだった。

「チッただの穴埋めかあ。」

西岡『青森のメッシって呼ばれてるくせに何も無い俺より全然マシ。』

「初くんも今のFWが誕生日来れば呼ばれるって！」

西岡『ヒナちゃんそれ意外と失礼なんだよ。』

日本代表(U-20)としての練習が多く、

こんなに頻繁に関東へは行けないという事になり

また初くんを裏切るような形で転校しなくてはいけなくなった。

初くんにまたねを言えないまま

俺は青森山口高校を去った。

そして新しく埼玉県にある松風黒王高校へと転入した。

もちろんサッカー部に入ると

日本の宝と言われている吉良涼介が居た。

涼介くんは初くんと似たような性格をしていると思ったが

どうも似つかない。

吉良『どうして雛原くんがここに？』

「あー、U-20練習の時青森から通うの辛くて。」

吉良『へえ！ま、僕と雛原くんが組めば最強だと思うな！』

最強…？

俺は西岡初と組んで最強になりたいのに

ただ転校した先に吉良涼介が居てしまったばかりに

初くんとの夢が潰れるなんて…！

埼玉県の県大会決勝で俺らは

あっさり一難に勝ってナンバー1になってしまった。

吉良『ありがとう雛原くん！君が1点も入れさせなかったおかげだよ！』

「おめでとう涼介くん。君が華麗なシュートを決めたおかげだよ。」

それから暫くして吉良涼介はボロボロになっていた。

なにがあったかは分からない。

肉体的ボロボロではなく精神的ボロボロ。

もうサッカーにもやる気を感じていないらしい。

初くんとも、初くんのツテで仲良くなった

各高校のエースストライカー達とも連絡が取れない。

最近対戦した一難の潔世一も連絡が取れないらしい。

「はっ！もしかして誘拐！？」

吉良『違います。』