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「編集長。土曜日の予定って午前までですか?」
〈そうですよ。つかの間の休息ね。ゆっくり休みなさい。〉
「ありがとうございます!!!」
私の勤め先は女性雑誌の編集部で私が必死になって就職した憧れの職場だった。
でも、キラキラしたところの反面やっぱり仕事は大変で。
現に休みすらあまり、もらえていない。
HS『そんなニヤニヤして、遠距離の彼氏にでも会いに行くの?』
「あ。いや。そういうわけじゃ………」
同期のチョンくんは私と彼の関係性を知っていて、いつもいつも彼とのことに突っかかってくる。
HS『ふーん。嘘つくならもうちょい上手くないとね?』
そして、チョンくんはやけに感が鋭くて良く人を観察してる。
テヒョンくんぬな。そろそろお仕事終わりますか?
HS『あ。噂の遠距離彼氏だ。』
私とテヒョンくんのトーク画面をちらっと盗み見したチョンくんの"遠距離"という言葉に少しだけ寂しくなった。
ひよりうん。終わったよ。
テヒョンくん今日もお疲れ様です。
私とテヒョンくんは遠距離という言葉にとらわれずにこれから先やっていけるだろうか……。
心配ではないと言えば嘘になる。
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ゆめ(プロフ) - ななペコさん» 大丈夫だよー!いや、もうギュンギュンにさせるわ。← (2019年6月14日 17時) (レス) id: d3768f3f86 (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - ゆめちゃん!!遅れて申し訳ない(T T)新作待ってました!沢山キュンキュンさせて下さい(//∇//) (2019年6月13日 23時) (レス) id: b3b044afea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめ | 作成日時:2019年6月10日 18時