ｼﾞｬ〇ｰｽﾞのｽﾀｲﾘｽﾄ 恋をする。

6.好きだから。4/24更新！ ページ6

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神宮寺「────い…おい！！！」

あ「うわっっ！？」

神宮寺「無視は辛いからやめろ…」

あ「え、無視なんてしてないよ」

神宮寺「…何考え込んでんの？」



玉ちゃんのことだなんて

コイツには口が裂けても言えない…

絶対バカにされる。


あ「あ、えー今日の夕飯について？」

神宮寺「へぇー」


前までは平気でやってたことが

玉ちゃんにだけ出来なくなっていく。


あ「じゃあ、次の楽屋行ってくるね」


扉に手を掛けた時、


神宮寺「ねぇ、違うでしょ？」

あ「え？」


低い声でそう言うから何事かと思って振り返ると距離がとても近いことに気付く。



神宮寺「好きな人でも出来た？」


心臓がはねる。

…なぜ気付かれた！？


あ「でっ、できるわけないでしょ」


必死に誤魔化した。


神宮寺「何その動揺、やっぱいるんだ」

あ「はぁ？いないって言ってるじゃん」


部屋から出ようとまた扉に手を掛けると

手首を掴まれる。


神宮寺「おい、逃げるなよ…」

あ「っ…だからまだ仕事中だし」

神宮寺「好きな人って誰？」

あ「いないって────」

神宮寺「いるだろ…」

あ「え…っ…」



神宮寺…何でそんなに悲しそうな顔すんの…



あ「な、なんで…そんなに聞くの？」

神宮寺「好きだから…」

あ「え？」




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神宮寺「Aちゃんが好きだからだよ」



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