ｼﾞｬ〇ｰｽﾞのｽﾀｲﾘｽﾄ 恋をする。

16.ストーカー。 ページ16

今日も仕事が終わって

いつも通り買い物をして

いつも通りの帰り道。



佑馬 「Aっ！」

あ 「…うわ！？」


真後ろからいきなり声がしたもんだから…


すごくブサイクな声が出てしまった…



佑馬 「うわ、今のホントに女の声かよ」

あ 「佑馬！？」

佑馬 「よっ！スーパーから後つけてた！」

あ 「それストーカーじゃない？」

佑馬 「えっ、」


本気でやばいって顔してる佑馬を見て

私は思いっきり吹き出す。


あ 「別に佑馬だからいいよ、大丈夫だって！」


背中をバシバシと叩く。



佑馬 「良かったぁ〜、
訴えられたらどうしようかと」


あ 「そんなことしないって」



そう言ってまた笑い出すと


佑馬 「また何か悩んでるでしょ？」

あ 「え？」



顔を覗き込むように言われた。


あ 「何で？」

佑馬 「笑顔、引きつってますよ〜」

あ 「…やっぱり？」

佑馬 「ん。」



自分でも薄々気付いてはいたけど

やっぱりホントに引きつってたとは…



佑馬 「この時期だと…進路かね？」

あ 「…大正解です」

佑馬 「やっぱりな」

あ 「家来る？」

佑馬 「行きたいけどキスマイのみんなは？」

あ 「今日は遅くなるってLINEきたから大丈夫」

佑馬 「そか、じゃあお邪魔しよっかな」




・



というわけで、佑馬を家に招待した。

17.大丈夫。→←15.相談。6/12更新！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す