ｼﾞｬ○ｰｽﾞのstylistには辛い過去があるのです PART2

46.辛い過去12 佑馬side ページ23

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どうにかアイツを追い出す事が出来た。


もうAに会わないと約束させた。


佑馬 ｢A…今手錠外してやるから…｣


手錠が外れた瞬間、
Aは俺に抱きついた。


あ ｢うぁぁぁあ・・・｣

佑馬 ｢怖かったな、
もう大丈夫だからな。｣


あ ｢ゆうまぁぁぁ…｣

佑馬 ｢アイツのメアドも番号も全て消せ。

もうぜってぇ会うな。｣


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正直・・・俺自身もすげー怖かった。


もし、俺が合鍵を持っていなかったら？


考えただけでゾッとする。


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あ ｢・・・体目当てか。｣

佑馬 ｢A？｣

あ ｢私、モデルになんかならない。｣


Aは昔からモデルを目指していた。

ずっとずっと夢を追っていた。


佑馬 ｢何でだよ!?

夢まで諦める必要ねぇだろ。｣


あ ｢きっと私をスカウトしてくれる人は

ただ足長い人を探してるだけなんだ！！｣


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あれからAはモデルという夢を
諦めた。


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もう少し早く…助けてやれれば…

あんなに怖い思いをしたり、

夢を諦めたりしなくてすんだのに。


それを今でも後悔してる。


俺がAを守りたいけど…
無理だった。


だから、誰か…

Aを幸せにしてあげて下さい──


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過去編 終わり

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