ｼﾞｬ○ｰｽﾞのstylistには辛い過去があるのです PART2

44.辛い過去10 貴方side ページ21

あ ｢ん…｣


あれ？

寝ちゃったんだ…。


てか、竜也くんは・・・？


私は起き上がろうとした。


あ ｢!!?｣


動かない…ｯｯ

何コレ…


手錠──？


なんと私の手首に手錠が掛かっていた。


カチャ・・・


竜也 ｢あ、起きたんだ｣

あ ｢竜也くんっ、これ…外して？｣

竜也 ｢外すわけねぇじゃん(笑)｣


･


･


･


･


竜也 ｢今からお前の全部、もらうから。｣


そう言われ強く服を掴まれる。


あ ｢…!!?止めて…｣

竜也 ｢……｣


竜也くんは言うことを聞かずに
ボタンを外していく。


あ ｢嫌ｯｯ、やめて！！｣


竜也くんの目はいつもの優しい目
ではなくなっていた。


怖い・・・


あ ｢嫌だ！！止めてよぉ…止めてってば！｣

竜也 ｢うるせぇ！！お前は俺に

抱かれてりゃ良いんだよ！！！！！｣


ｿﾞｸｯ


あ ｢止めて！！嫌だｯｯ！！！！！｣

竜也 ｢静かにしろっ！！！！！｣


竜也くんはものすごい声で怒鳴る。


あ ｢止めてっば…！！！｣


私は泣き叫びながら竜也くんを蹴った。


でもそれはやらない方が良かった。


竜也 ｢ってぇな、ふざけんなｯ、このｯｯ｣


竜也くんは私を殴ろうと拳を上にあげた。


･


･


･


･


･


ヤバい・・・


殴られる・・・


バンッッ


佑馬 ｢何してんだよｯｯ！！！！！｣


･


･


佑馬に救われた──。


･

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