6話「新入社員」 ページ13
「国木田君。そろそろ入らない？」
「まだだ。太宰が合図を出すはずだ」
早く終わらせてよ太宰さん…。此方は眠いのよ……zzzz…
「こらこらA！寝ちゃダメだよ！僕背負って帰るの嫌だよ？」
「乱歩さ…zzzz…はっ！あ、……zz」
「って云いながらねぇ。乱歩さんはAを背負えて嬉しいとか」
ガッシャ―ンッドーンッ
「！今大きな音しましたね。入ります？」
「賢治君。私ね。眠たいからね。おんぶして…ね…zzz」
「はぁい！」
大きな声が聞こえた。獣の唸り声だ。この中に本当に虎がいる
「…行くぞ。」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
……zzz……
「おい…！おい！起きなよA！もう朝だよ！全く…賢治が君を背負って家まで送り届けてくれたんだよ？お礼しなよ！」
…うーん…此処は…あ、あれ？
「…ぅえ？…乱歩さん…？はっ！な、虎は！？」
「捕まえたよ。もう！Aはぐっすり寝てて気づかなかったんだね！」
よ、良かった…ん、敦君はその後…どうなったんだろう…！！！
「あ、あとA。敦って子が武装探偵社に入るから準備してね」
「へぇ…って。…えぇえええ！？何で急に！？」
「太宰が我が社に入れた方がいいと…じゃなくて早く行かないと遅刻だよ？」
「やべっ…やっぱ入社試験やるんだね！」
いってきまーすっと大きな声で云い、家を出た。
「…いってらっしゃい」
――――――――――――――
武装探偵社に着くともう入社試験が始まっていた。な、な、何をやってるの敦君！
「ぼ、僕はさ騒ぎをき聞きつけた一般市民ですっ！いい生きてれば好いことあるよ！」
「誰だか知らないが無責任に云うな！」
あ〜…あれが敦君の迫真の演技…ダメ人間の演技かな？谷崎君も頑張れッもうちょいだ！
(国木田君はあえて無視)←
「ね、だから爆弾捨てて一緒に働こう」
やだ、何言ってるのこの子は。谷崎君困ってるよ！大丈夫かこれ！？
「…独歩吟客」
おっ来たぞ。そろそろ終わるころかな？にしても…異能力の時の国木田君はカッコイイな。惚れ惚れするよ←
そーっと扉から覗いていると社長が私の後ろに来た。
「あ、社長。ご苦労様です。今入社試験やってるんですね」
「Aか。お前はあの子をどう思う」
「敦君ですか？えぇ…彼は素晴らしい人だと思います。知らない人に向かってあの…ぷっ…様なこと云えて」←
「ふむ…やはりそうか」
…ほう。どうやら結果は最初から決まっているらしい
ラッキーアイテム
お好み焼き
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラ
芥川龍之介
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソルトン@カレー殿下(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年11月21日 19時) (
レス) id: b84945081e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^キャラ崩壊、最高でした^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年11月20日 22時) (レス) id: 8c0a96a096 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソルトン@カレー殿下 | 作成日時：2017年11月14日 21時
