5話「尾行」 ページ12
「あの人喰い虎…孤児院の畑の大根食ってりゃいいのに、僕を追いかけてくるんだ!」
「へぇ…」
鶴見川のあたりをフラフラしてた時も現れ
あいつは僕を追って街まで降りてきたんだ!!
「空腹で頭は朦朧するし…どこをどう逃げたか…」
「…ズーッうっ…なんて…うっ…ズーッ」(鼻かんだ)
「それっていつの話?」
「川で見たのが…4日前」
国木田は虎の目撃情報の資料を見た
「確かに4日前に鶴見川で虎の目撃証言がある」
「…敦君。これから暇?」
え、なんで…!?
「……猛烈に嫌な予感がするのですが」
「虎探しを 手伝ってくれないかな?」
「え!?太宰さん今からですか!?もう暗くなりますよ!?」
は、は、はぁあああ!?
「い、いい、嫌ですよ!?それってつまり『餌』じゃないですか!誰がそんな…」
「報酬出るよ」
…報酬!?報酬!!!??
「2人は社に戻ってこの紙を社長に」
「え、あ、はい。…2人で捕まえるんですか?」
「2人では難しいだろう。まずは情報の裏をとって…「いいから」…」
報酬って…いくらなのだろう…
「あの、ち、ちなみに報酬はいかほど?」
「こんくらい」
その桁を見た瞬間。僕は息を呑んだ
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A視点:武装探偵社に帰り中
「つ、疲れた…!もう嫌です太宰さんを追いかけるの」
「すまんな籠井。相棒である俺としたことが1人で見つけることが出来なくてな」
「いいよ…1人よりも2人で探した方がいいもん」
太宰さんから渡されたメモを見て、あぁそういう事かと頷く。
さっさと社長に渡して家に帰ってねたい…でもまだ仕事があるんだよな…
「国木田君…私眠たいから…行かなくていいですか?」
「莫迦か。虎が出るんだぞ。怪我人が出たらどうする。大人数で戦った方がいいだろ」
…ん?国木田君分かってないのかな…まぁいっか
「急ぐぞ籠井」
「はいはい…」
聞いてください。神様。私…籠井Aは…思うのです。
何か物凄い事が起こると私は思うのです。
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ソルトン@カレー殿下(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年11月21日 19時) (レス) id: b84945081e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^キャラ崩壊、最高でした^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年11月20日 22時) (レス) id: 8c0a96a096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソルトン@カレー殿下 | 作成日時:2017年11月14日 21時