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4話「人食い虎」 ページ11

武装探偵社…危険な依頼を専門にする探偵集団…。その社員は多くの異能に力を持つ『能力者』と聞いたことがある。

「知ってます。」
「そうか。」

この3人は異能力者なのか。毎日どんな仕事をしてるのだろう。


太宰はじーっと天井を見ている。
「太宰さん。どうかしたんですか?」
「あの鳥居頑丈そうだなぁっと…たとえるなら人間1人の体重に耐えられそうな位」
何言ってんだこの人←

「立ち寄った茶屋で首吊りの算段するな!」怒
「えぇ〜そういう健康法だよ。知らない?Aちゃんは知ってると思うけど」
「え!?あー…えー…知って…ます。はい(何それ知らない)」
絶対に知らないだろその反応!
「何!あれ健康にいいのか!?」

国木田はメモ張を取り出した。
「く、び、つ、り、け、ん、こ、う、ほ…「勿論嘘だけど」…!?」
国木田は太宰にまた怒鳴った。この人も疲れるな…。

「あ、あの…3人方の今日のお仕事は」

「あぁ、虎探し だ」
虎…探し…?
「虎探し?」
虎…もしかして…あの……!?

「近頃街を荒している『人食い虎』だよ。最近この近くで目撃されたらしいけど…」
やばいやばいやばい。ここを離れよう。僕は虎と関わってはいけないんだ。

「ぼ、ぼくはここで…失礼します…」ダっ
「待ちな」
籠井に服をつかまれた。小さいがなんという怪力。

「む!無理だ!奴…!奴に人が叶うわけがない!」

「敦君。『人食い虎』を知ってるの?」
やだ!離せ!!離せ!
「あいつは!僕を狙ってるんだ!殺されかけたんだ!この辺に出たんなら早く逃げないと…!」

籠井は僕の足を蹴り、僕を床へと叩き付けた。
「…ッ!!」
すると国木田は云った。
「武装探偵社は荒事専門だ。茶漬け代は…腕一本かもしくは凡て話すかだな」
籠井は僕の腕をグイっと引っ張った。

「まぁまぁ国木田君とAちゃん。情報収集が尋問になってしまう。社長にいつも言われてるじゃないか」

「…は〜い。アハハ!ごめんね!驚かせて!」
籠井は僕を離した。何なんだ彼女は…普通の女性ならあんなに強くないだろ…

「さぁって…それで?」
太宰は僕に聞いてきた。…言わないといけないのか…。

「…うちの孤児院はあの虎にぶっ壊されたんです。死人は出なかったけど口減らしに僕は追い出され……」
「なんて悲しいの!敦君!わぁあん!」泣
籠井は号泣。…何なんだ彼女は…僕の気持ちを分かってくれるのか?
「それで小僧『殺されかけた』と云うのは?」
「それは…」

5話「尾行」→←番外編6


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ソルトン@カレー殿下(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年11月21日 19時) (レス) id: b84945081e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^キャラ崩壊、最高でした^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年11月20日 22時) (レス) id: 8c0a96a096 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソルトン@カレー殿下 | 作成日時:2017年11月14日 21時

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