○●69●○ ページ23
マイちゃんから渡された紙袋から
“中身”を取り出し
“ソレ”に仕方なく袖を通す。
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準備完了し、おずおずとみんなの待つ撮影場所へ向かうと…
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「「「ぶわぁっはっはっはっはっは！！(笑)」」」
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なぜか思いっきり笑われた…。
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あ「何がそんなに可笑しいの…？！(゜∇゜;)」
マ「だって…だって…ひーっお腹痛い！(笑)(≧∀≦)ｹﾗｹﾗ」
あ「ちょっと…！潤！アンタまで必死に笑い堪えないでよっ！ヾ(｀□´;)」
潤「す、すんません……ﾌﾟｯ!(笑)」
あ「…(￣ェ￣)ｲﾗｯ」
.
みんながあんまりあたしを見て笑うから
少し腹の立つ気持ちを抑えようと煙草に火を点けた。
すると…
.
智「“メイド”が煙草吸ってる姿って、なんか色っぽいね(笑)」
.
部屋の中へと入ってきた智に
その場にいた人間が全員頭を下げて挨拶をする。
それに対して、智はいつものように
ふにゃっと笑って返した。
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マ「ふふふ(笑)いいでしょ？ジュリちゃんの“メイド”姿♪」
智「いいね〜♪胸の開き具合も丁度いいんでない？」
.
.
紙袋の“中身”…
それは
それは それは
エロッちーーーーーーいメイド服だったわけで。
.
マ「ほんっと似合ってる♪」
あ「じゃあなんでみんなそんなに笑うの？！」
マ「似合い過ぎて可笑しいんだもん！(笑)」
潤「ジュリさんて、やっぱり童顔なんスね(笑)」
.
確かに今まで生まれて此の方
年相応になんて見られたことないけど…
(煙草買うときも必ず年齢確認されるけど…！)
そんなに笑わなくてもいいのでは…？(;∇;)
.
あ「ところで、なんであたしメイド服着たの…？」
マ「あぁ！お店のＨＰに新しく写真載せようと思って。『コスプレコース始めました』って♪」
あ「そんな、『冷やし中華始めました』みたいに言わないでよ…。」
マ「あとね！他にナース服も注文したんだけど、まだ届かなくて…」
あ「(まだ着せる気かっ！)」
マ「ま、今日はメイド服だけでいいから。ハイ行ってらっしゃい！」
.
マイちゃんに背中をポンっと押され
よろけながらスクリーンの前に立つと
待っていたカメラマンの人がニコっと笑った。
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作者名：ちず
| 作成日時：2011年4月23日 18時
