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片想い ページ5

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岡本「ねぇねぇ、さっきの何だったのー?」



『体育の空手の練習』




岡本「あー!成る程!…俺らの授業に空手ってあったっけ?」









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門の脇に立つ生徒会役員の馬鹿でかい挨拶に思わず耳を塞ぎたくなるけど、



我慢しながらのぶと門をくぐる。









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江口「もー、Aちゃんってば容赦ないなぁ…」




代永「あれはえぐぅが悪い(笑)」




木村「どれどれ…あ、お前痣になってんじゃん(笑)」









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そして、私とのぶの後ろを離れて歩く 一体何しにきたのか分かんない自称キューピッド達。









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岡本「あっ、自由先輩」




『えっ⁉』









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その名前が出た瞬間、咄嗟に辺りを見渡す。



と、少し離れた所で 1人で登校する入野先輩の後ろ姿。




はぁぁ、後ろ姿もカッコいい。何でだろ。









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代永「あ、」




木村「ふぅん、アイツね…って、えぐ!」







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岡本「…Aちゃん、自由先輩好きだねぇ」





『うん、好き。本当に好き。あ、のぶも好きだよ』




岡本「ありがと(笑)ほら、挨拶してきたら?」





『いやぁ、でも「ほらほら、せっかくのチャンスなんだから挨拶してきなよ!」






『ぬわっ⁉』







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右隣に並ぶのぶとは逆の左隣に、いつの間にか立っていたキューピッド江口。









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岡本「ちょ、Aちゃん本当に大丈夫?」




『大丈夫だから!私元々少し可笑しいからさ!』





江口「あっはっは!自分で言っちゃう⁉」








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また脛蹴られたいのかな、この人。


キッ、と一際背の高い江口を睨み付けるも


彼は私の視線にお構い無し。少し先の入野先輩に目を向けると、バッ、と私に視線を戻した。









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江口「よしっ、1日の最初は挨拶から!って事で頑張ってー!」





『えっ、ちょ、うわ!』









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そう言って楽しそうに私の背中を 強く押され、2、3歩進んだ所で足がもつれた。









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ご挨拶→←登校



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ゆー - 更新楽しみです!続き気になります! (2019年9月30日 2時) (レス) id: 15079efe70 (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - とても面白かったです!!! 更新頑張ってください!! (2019年2月19日 18時) (レス) id: 399ad92cec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬーさん | 作成日時:2019年1月12日 1時

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