仲良し家族のお兄ちゃんはお医者さん！ (ページ14)

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激しい咳(潤)1 ページ14

☆(中学2年生)
あれ？あそこにいるの潤じゃない？
仕事終わりで駅内を歩いてると、前のほうに潤がソファーに座ってるのが見えた。
あきらかにしんどそうなんだけど。
雅「じゅーん、こんなところでどしたの？」
潤「・・・まさにぃ(うるうる)」
あらら、これはかなり体調悪いな。
外ではクールな頼れる感じの純だけど、
俺たちの前では実は結構甘えん坊さん。(笑)
そのギャップがいいんだけどね。
潤「・・・ゲホゲホッ！ゲホゲホゲホゲホッ！」
雅「おおっ、大丈夫かー？」
どうしようかと考えていたら、突然潤が咳き込み始めた。
潤「ゲホゲホッ・・・はぁはぁ…」
咳をする潤の背中をさすってやると、手にじんわり熱が伝わってきた。
これは放っておけないな。
翔にぃに連絡入れてみよう。
雅「もしもし翔にぃ？今時間ある？
潤がさぁひどい咳き込んでるの。駅のソファー。よろしく。」
ちょうど仕事が終わったから今から車で行くと言った翔にぃ。
雅「潤？今翔にぃが来てくれるからね。
ゆっくり深呼吸してごらん？」
潤の隣に座って、背中をさすりながら翔にぃが来るのを待つことにした。
ここだと人目も多いし、ちょっと移動するか。