身近であったこと 時林檎。 ページ25
ただ単に私の身近にあったことを歌い手様にしてもらったってだけ。
「みんなばいばーい!」
中学校の帰りの時間。皆せっせと部活の準備をしたり、帰る準備をしたりする賑わう教室で私は今度遊ぶメンバーで話していた。
1人は他クラスの子なので教室に入れないため、ドアの端っこの電気のスイッチがある場所で友達の好きな人の話をしていた。
「なつめは最近天月くんとデートしたんでしょ?いいなぁ!」
「いやいや!普通やで!」
にこにこ笑顔でそう言うなつめを見て、好きな人に憧れを持った。なつめと天月くんは付き合ってない、と否定されているが絶対に付き合ってるんだろうな、と女子の間で噂になってる。
「好きな人とか欲しいなぁ」
「オススメちゃんといるで!そらるんとか!」
「そらるくんかぁ」
そらるくんはクールでカッコイイ男の子。身長高いし優しいし、意外と私のタイプにドンピシャだったりする。
「ね!いいやろ!」
「う〜ん、でも私には勿体ないっていうか……」
その時にそらるくんがまふくんの手を引きながらこっちにきた。
「あ!そらるん!これから部活なん?」
「そー、なつめ達は?」
「今日は休み!がんばれー!」
そう言うとそらるくんが私の方に手を伸ばしてきた。
「えっ?」
なつめがビックリした顔でこっちを見る。そらるくんは私の後ろにあった電気のスイッチに手を伸ばしたんだけど……
「これって壁ドンやん」
「は?」
「なっ!なわけないじゃん!あはは……」
正直めっちゃ緊張した。
あなたの───惚れました。byこたつむり→←あけおめ〜!2 byこたつむり
4人がお気に入り
「歌い手」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月夜(プロフ) - mさん» コメントありがとうございます〜!文才の神みたいな作者さんがいっぱいなので楽しんでくださいね^^ (4月15日 9時) (レス) id: 316f75b05d (このIDを非表示/違反報告)
m - 初コメ失礼します、!なんか、その、んと.. 凄く好きです!!語彙力が乏しくてなんか変になっちゃった..ww具体的に好きな理由を言語化できないけどとにかく好きです! (4月3日 21時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - こたつむりさん» わ!!!こっちゃん!!!久しぶり!!意味深な笑い怖すぎる (4月3日 5時) (レス) id: 34cc6412e1 (このIDを非表示/違反報告)
こたつむり(プロフ) - 月夜さん» お久しぶりにお顔出しましたね…………ふふふ (4月3日 3時) (レス) id: e89ed18301 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - ひゃー懐かしい (3月22日 14時) (レス) id: 34cc6412e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ