少女のための備忘録【ツイステッドワンダーランド】 (ページ23)

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２２　ハイパーな身体能力ページ23

Aside

＿＿＿＿＿＿ﾋﾟｰｰｰｰｰｯｯ！！

笛の音が聞こえた瞬間、スタート地点へと転移魔法で送られる

因みに私のスタート地点は会場のど真ん中にある柱の上で、

『あ！エースにグリムっっ！！』

そこには知っている顔が２つ
＿え？３人だけ………なんてことは無いはず

エース「おっ、Aじゃん」

グリム「やっと会えたんだゾ、………こ、これは！！子分が無事で良かったって言う安心なんだゾ！！」

驚いているところにさらに追い討ちを掛けてきたのはスピーカーから聞こえて来るリリィの放送の声だった

リリィ《聞こえているかね、少年少女諸君。これからカウントダウンを始めるが、最後の確認と行こうか？

まず、魔法は使ってはいけないよ。

それと、魔法薬は始まってから飲むように。時間制限とかは無いから安心しておくれ。

第１回戦は、縄張りバトル。
２時間以内により多くの壁、床、街全体を塗れた方の勝ちとするからね。

第２回戦は、ガチエリア。
限られた範囲を自分のチームの色で守り抜ければ勝利だ。

そして、第３回戦は、キル祭り。
放出されるヴィランをやっつけた数が多い方を勝ちとしよう。

詳しいルールは、君たちのスマホに送ってあるからね、よく見るんだよ？

じゃあ、最後に１つ。ここでルールを追加する》

＿《銀色チームはQueenのTシャツを着た金色チームの少女さえアウトに出来れば勝利だ》＿

一瞬どういうことが分からず、耳を疑う

『Tシャツって、え？私？』

リリィ《ゲームを楽しむんだよ、諸君。ははっ！》

３

２

１

０

＿＿＿＿＿＿始まってしまった。

『え、どうしよう……てか、さっきの放送って私のことなのかな？……』

エース「それ以外ありえんの？、周りをよく見てみろよっ！！」

グリム「そういや、ココ。真ん中の柱のたっかいトコなんだゾ。どわっ！沢山の奴らがこっちに走ってきてるんだゾ！！！」

「「『早く逃げよう！/るんだゾ！』」」

取り敢えず魔法薬をこじ開けて、喉に流し込んだ私たちは

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿柱から飛び降りた

エース「やべっ、下、コンクリじゃん！！」

『任せて！！』

空中で身を捻りながら下のコンクリートに向かって

マニューバーを構える

人差し指を掛け、思いっきり引くとあっという間に下は金色のインクで覆われた

『上手くインクに入って！！』