少女のための備忘録【ツイステッドワンダーランド】 (ページ11)

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１１　スポーツフェスタページ11

Aside

ユウ「あ、クラークさん。僕はこのクラスを受け持っているユウです。よろしくお願いします」

ユウさんは、ここの先生だったんだ…

これは後にお祖父ちゃんから聞いた話だけど、ユウさんは運転手さんじゃなくて私のボディーガードとして家に雇われていたらしい

『……あの、トラッポラくん。皆んなが言ってるスポーツフェスタって言うのはなに？』

人差し指と親指で軽く袖を引っ張ると小声で説明してくれた

エース「スポーツフェスタっつーのは、簡単に言うと運動会みたいなもん。」

でも＿＿＿と、続けて

エース「この学園のスポーツフェスタはそこらの学校とはひと味違うんだぜ？」

ちょいちょいっと人差し指で前の黒板を指差した

そこには、ユウさん(これからはユウ先生と呼ぶ)が大まかな説明などを書いていた

「なんせ２日かけて行うんだから」
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○スポーツフェスタについて

○生死を問わない限りの魔法は使用可

○【クラウン】制度有り

○１人３種目は必ず出ること

○種目一覧

・マジカルシフト(７人)クラス対抗と、チーム対抗
・男子&女子２００M
・借り物競走(物理)
・借り物競走(人)
・障害物競走

↓ここから下は全員参加

・薔薇の迷宮
・宵闇のランプ

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『うん、取り敢えず２、３箇所くらい突っ込ませて？』

ユウ「みんな、黒板には目を通したね？よし、じゃあ説明を始めさせて貰います」

「まず、前提としてウチは魔法の使用が認められている。あ、凄い怪我を負わせたり生死に関わる魔法は使用禁止。やってしまった場合は……ね？」

「じゃあ、ここからは質問に答えていく感じで行こっかな。はい、質問ある人ー？」

Ａ「【クラウン】制度って何ですか？」

ユウ「あぁ、【クラウン】制度と言うのは簡単に説明すると、ＭＶＰに選ばれた人は１つ願い、命令を出すことができるんだ。全校生徒でも限られた生徒でも、先生でさえも聞かなきゃいけない」

クラスがざわついた

Ｂ「借り物競走の物理と人と言うのはどう違うんですか？」

ユウ「そのまんまの意味です。例を出すなら、［ウサギの格好］と、［今日朝ご飯で肉を食いそびれた人］みたいな感じ。」

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途中で切ります