十二話 ページ14
椿「えー!また私抜きで見るのー?」
ルーク「ごめんね、椿ちゃん。でもここからは嫌なものを見るけどいい?」
ナツメ「マミ、ちょっと個人でロール振りたいんだけど。」
マミ「ん、おけ。じゃあ紙に何振りたいのか書いて。」
ナツメ「…はい」
マミ「(ふむ、ルークに心理学か、いいだろう)」
椿(70)??
マミ「じゃあ紙に情報書くから見られないようにね。」
紙
ルークは椿に見せたくないものがあるね。さっきのゴミ袋と多分関係していると思う。椿を心配しているのがよくわかる。
ナツメ「なるほどね。じゃあロールするわ」
椿「何を心配してるのかわからないけど、私大丈夫だよ?」
ルーク「…覚悟はあるんだね。なら一緒に見ようか。」
マミ「開けるんだね?」
シマ「うん、よろしく。」
ナツメ「何かオワタかもしれないね」
マミ「床下収納を開けたら、少しヒヤッとする感触がします。この床下収納は冷蔵機能付きみたいだね。その冷蔵庫の中に【バター】と【ベーコン】を見付けるよ。」
椿「…あぇ、バターと、ベーコン?」
ルーク「良かった。これならシチュー作れるんじゃなかなぁ」
椿「んー?どうだっけ…これじゃあまだ作れないと思うけど…なんか足りない気がする?」
ルーク「あ、ルーがない!」
マミ「ナツメ、おめー、このシナリオ知ってんのか?」
ナツメ「いや、最近シチュー作ってて材料把握しているだけ」
マミ「そんな発言もう一回してみろ、ロストさせんぞ」
ナツメ「すんません」
椿「まぁ、バター、ベーコンと野菜とかも出して見てみよう。それに創くんもいないし、うーん、どうしよう」
シマ「GM、ゴミ袋は見せてもいいのか?一応椿の覚悟は分かったし」
マミ「見せるも見せないもお好きに」
ルーク「あ、椿ちゃん」
椿「んー?どうしたのー?」
ルーク「実は野菜室なんだけど、これが入っていた」
椿「う、うわお」
マミ「SANチェックね」
椿(75)45
マミ「チッ、全然削れねー…削らなくていいよ」
椿「何があったのか、ますます気になるな…」
ルーク「これがあったから、自分は見せたくなかった。つまりここから先、こんなものが大量に出てくるはずだ。君が見たあのカードの捕食者からのメッセージのように」」
椿「やっぱり?…多分ウチらもこんなんになってまう…」
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作者名:桜餅食いのウサギ | 作成日時:2018年7月11日 8時