六話 ページ8
マミ「探索してるんだから探索技能使ってもいいんだよー」
ルーク「「材料は、よく見て探して集めてね。」ですか………。」
マミ「そろそろかな…」
シマ「へいGM,図書館は料理にも適用されるのか?」
マコト「確かに」
マミ「図書館は料理には適用しないけど、今回は時間がかかるけど普通に料理できることにしておきましょう。じゃあ、ナツメの行動してくるから、呼んできて。」
シマ「りょ」
別室
マミ「で、どうすんの?」
ナツメ「ローテーブルに何があるか見たいね。」
マミ「テレビのリモコン、テレビ番組表、1枚のメモが置かれているよ。」
ナツメ「じゃあテレビの番組表見たい。」
マミ「『今すぐアナタも料理のスキルアップ!初心者でも今すぐプロの味』
と、書かれているよ。どうやら、初心者向けの料理番組をやっていることが分かるね。」
椿「へぇ!これ見れば多分シチューの作り方もあるかもね!」
少女「うん」
ナツメ「後メモも読みたい。」
マミ「メモにはこう書かれていますね。」
メモ
誰かと食べるごはんは、温かくて美味しいよ。
一人で食べるごはんは、冷たくて苦しいよ。
準備して一緒に食べようよ。
美味しいごはんを作ろうよ。
今日は寒いから、クリームシチューが食べたいな。
椿「ふぅん。今の私達と同じだね、シチューについてはね。」
ナツメ「裏に何か書いてある?」
マミ「うん」
ナツメ「じゃあ読む」
マミ「じゃあ裏を見るとね、赤い文字で書き殴られたゾッとしてしまうメッセージが書かれているよ。」
ー裏ー
冷たい食事じゃ、満足出来ない。
その時はお前がメインディッシュだ。
マミ「SANチェックだからね?」
ナツメ「フラグ回収しましたー」
椿(75)17
マミ「うん、出目低いね、流石だよ。削らなくていいよ。」
ナツメ「よっしゃあ!じゃあ女の子と一緒にテレビ見るよ!!」
マミ「ん、おけ。テレビの電源をつけると、椿の姿が映るよ。画面の中の君は、必死に何かを叫んでいる。電源を消そうとしても、映像は流れ続ける。」
椿「え、え?」
テレビ『助けて!嫌だ!!殺される!!』
マミ「必死に助けを求める椿の声が響く。君は、大きな手に捕まり生きたまま調理されるよ。四肢を刻まれ、赤色のスープの中にその肉塊は放り込まれてしまう。
「材料が逃げちゃダメだよ」
とそんな音声が流れ、テレビは勝手に電源が落ちた。これから自分は、殺されるかもしれない。そんな予感が過ぎり、背中に冷たい汗が流れます。」
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作者名:桜餅食いのウサギ | 作成日時:2018年7月11日 8時