そもそもの話は。*初心者用解説* ページ3
信「そもそもさ、
クトゥルフってどう始めるの?」
その一言が、皆の時間を止めた。
獅「という声が上がった為……そもそも
TRPGについての簡単な説明から入るぜ。」
「「「「おー」」」」
皆、一斉に座布団に座り、
どこからか持ってきた伊達眼鏡をかけて
獅子王が解説を始める。
獅「まず、TRPGってのは、
T→テーブルトーク
R→ロール
P→プレイング
G→ゲーム の略語だ。」
信「はーい獅子子先生」
獅「なんだ?」
信「てーぶるとーくって?」
薬「卓を囲んでダイスを振って遊ぶんだ。」
信「だいす?」
不思議そうな信濃の前に、
後藤がダイスの入った箱を置く。
後「これがダイスな!」
信「へーぇ、賽子の事なの?」
1つ、手にとってじろじろと眺める。
厚「まぁ、普通にそうだな!」
信「りょうかーい」
箱の中にダイスを戻し、
目配せで獅子王に合図を送る。
獅「よし、皆が説明してくれたおかげで
色々と助かるぜ!」
薬「まぁな」
信「でもさ、俺まだ引っ掛かってんだけど…?」
厚「ま、聞いてたら分かることもあるから、
とりあえず話聞こうぜ!」
首をかしげる信濃の肩を叩き、
獅子王に向き直る。
獅「んじゃ、続き始めるなー!
じゃあ、後藤。
普通のRPGとTRPGの違う所は?」
後「あれだろ?
TRPGは実力よりも運の方が大切なんだよな。」
獅「そうだな。しかもTRPGはやり直しってのが
利かない類いのモンだから、
その場での判断が大切になるぜ。」
信「へーぇ!」
厚「それで、その運を乗せるのが…」
薬「さっきのダイスって訳だ。」
信「成る程!だからダイスが必要なんだね!」
獅「しかも、
ダイスが必要なのは一部だけじゃない。」
薬「ダイスは全ての事に関わるんだぜ!」
信「す、全て……!?」
後「キャラ作るにも行動するにも、
全部がダイス任せだからなぁ」
信「えぇ…本当に運なんだね……」
獅「クトゥルフでは
その運が本当に必要だからな…
ダイスの女神は敬うもんだな…」
後「そうだな…生死もそれで変わるもんな」
薬「後何か説明することあるか?」
厚「やりながらでいいんじゃね?」
信「うん!俺もそれでいいよ!」
後「よし、じゃあ次は何すんだ?」
獅「勿論、キャラシートの作成だな!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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