No.80 ページ36
「大剣使いは最後にして一人ずつ潰していくとしよう」
敵が一歩前に出たタイミングでスコーピオンで近くにあった消火器を斬りつけ、煙幕を張る。割られた消火器からは勢いよく消化剤が吹き出し、狙い通りに二人を遮るように煙の壁が出来上がった
「逃がさん！」
人型は煙幕に向けて弾丸を一気に放つ。だが逆に身を低くし飛び込んでくる緑川には当たらない。どころか足一本取られてしまい、そこからトリオンが噴きだした。驚くランバネインに対し緑川はニヤリと笑う
「なるほどなるほど。�狆，討覘瓩隼廚辰薪曚老笋世蕕韻世福�
そう言って緑川は遊真との個人戦と米屋との会話を思い出す
あの日。C級だと舐めてかかった遊真にボロボロに負かされた。いい動きではあるがまだまだA級の自分の負けるはずない相手だと舐めてかかっているとボッコボコにされた。悔しがっているとよねやん先輩は一言「年季の差だろ」と教えてくれた
「白チビは一戦一戦使ってお前をコントロールしてた。…最初の二本で�狆，討覘瓩辰道廚錣擦燭里�キモだな。うちの章平も言ってたぜ」
�猜�事が上手く行ってる時は操られても気づかない��
片足を失い片膝をついた相手は格好の餌食である。緑川は更に右肩を斬るがマントが硬かった為大したダメージにならない
だがこの好機を逃さない為、グラスホッパーを人型の周りに発生させ、ピンボールを駆使してあらゆる角度から高速で斬りかかる
だが敵も黙っておらずマントを変形させ大量の銃口を作り上げると一気に弾丸を放ち反撃をする。壊れた壁から外に出て距離を取り、緑川は一息ついた
「あっぶねー。とりあえず足一本」
｢…む、逃したか。まぁいい。もう一度探し出して叩けばいい話だからな｣
辛酸を嘗めさせられたので、もう1人ずつなら問題なく倒せるという程舐めてはいないがそれでもまとめてかかるよりは楽だ。そう考えて再び空に飛び上がった
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(んー、やっぱ相性は良くないんだよな…あぁ俺の使ってた方のトリガー欲しい。ていうかアイツどっかで見たこと………………………あっ)
Aは交戦が始まってからずっと感じていた既視感に頭を悩ませていたが心当たりに目を見開く。かつてAがいた国。そこを占領すべく攻めてきた先鋭で構成された部隊。3年くらい前だっただろうか、その中に今相手をしている男も確かに居た筈だ。Aの持つSEがバレて捕獲の為に追い回されたのを思い出し舌打ちをする
(さいっっっあくじゃねぇか)
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ヲタクメガネ - 頑張って下さい=∀=応援してます！面白かったです♪ (2019年2月2日 13時) (
レス) id: 3e08522e7d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - とても面白かったです！続きも頑張ってください(*^^*) (2019年1月27日 19時) (レス) id: 4584690b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：βカロチン | 作成日時：2019年1月17日 14時
