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しばらく皆口を閉ざして思いを巡らしていた。

「アーヤ………女なんだな………」
若武がボソッと呟く。

「そうだな……もう出会った頃の女子じゃないんだ……」
上杉も遠くを見るように呟いた。

「子供だって産めるよ?」
翼はイタズラっ子のように若武と上杉の耳元で囁いた。

二人は頬を赤くして
「バカッ!!」
「何考えてんだ!!!」
翼を睨んだ。

若武は右の拳を左の掌に当て、
「よし!アーヤを塾の帰りは送るようにしよう。誰か必ずだ!」
意気込みながら言い、
「俺たちで守るんだ!!」

若武を見た黒木はフッと笑みを浮かべ、
「俺『たち』で…か……」
翼に視線を向け、翼は笑顔で肩をすくめた。
そして二人で上杉に視線を投げた。

上杉は横目で二人を交わした。

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#モモ# - 面白かったです!他の作品も頑張ってください! (2021年8月17日 11時) (レス) id: a8579e89ad (このIDを非表示/違反報告)
蜘蛛 - はい!お願いしますm(__)m (2020年3月18日 9時) (レス) id: 6a44c88143 (このIDを非表示/違反報告)
千祥(プロフ) - 蜘蛛さん» この度は読んで下さり、ありがとうございます。一小節とは、番号若しくはタイトルを付けて欲しい、と言うことでしょうか? (2020年2月19日 23時) (レス) id: 1ff717e023 (このIDを非表示/違反報告)
蜘蛛 - すみませんが、一小節ずつ見れるようにしていただけないでしょうか。 (2020年2月19日 22時) (レス) id: 6a44c88143 (このIDを非表示/違反報告)
千祥(プロフ) - 雀さん» ありがとうございました(^.^) (2018年8月7日 19時) (レス) id: b78f8b2173 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千祥 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年5月6日 0時

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