CITRUS TIARA☆7

黒髪紫耀ちゃん ページ38

▽



A「紫耀タピオカとか飲むんやな、可愛い」


紫耀「ふふっ、可愛いやろー？」


A「……前言撤回」


紫耀「いいじゃーん。

ほら、俺今髪黒いんだよ？」


A「………それは言わないでって」


紫耀「ははっ、照れてるー

………ていうか混んできたな」


A「だね……帰る？」


紫耀「なんでよ！

せっかくのAとのデートなのに！」


A「でも……じゃあ、テキトーに名前呼ぼ！

ほら、私のことはキャサリンって……」


紫耀「なんでキャサリン！？

………Aにつっこんだのいつぶり」


A「確かに。

まさか私が紫耀につっこまれる日が来るとは」


紫耀「じゃあ俺のことはヒデノリって呼んで！」


A「渋い名前やな」


紫耀「ヒデノリとキャサリン………ふふっ、」


A「ちょっと笑うのやめてくれへん」


紫耀「じゃ、A……じゃなかった、キャサリン。

なんかあったらの時のために手繋いどこか」


A「………うん」




あんな男だらけのとこにいるのに

手繋いだだけで照れちゃうAが

可愛くて仕方ない。


手なんて曲中に何回も繋いだことあるのにね。




紫耀「A〜！はい！タピオカ！」


A「紫耀ありがとう！

じゃあ記念にブログ用の写真撮ろうや」


紫耀「もちろん！」


A「紫耀単独の写真も撮る！

カッコつけながらタピオカ飲んで！」




もうキャサリンとヒデノリのことなんて

完全に忘れて楽しむAと俺。


………あっ、Aが付けてるイヤリング、

俺が前にあげたやつだ。そういうとこ好きだわぁ。




A「紫耀は顔がいいから写真映えするね」


紫耀「……A、ごめん！！」


A「……きゅ、急にどないしてん」


紫耀「実はこれ……

黒染めたんじゃなくてスプレーなんだよね」


A「じゃあ今日で見納め？」


紫耀「まぁもちろん昨日の夜から

元に戻ってたけど、Aに黒髪見せたいなぁ

って思って自分でスプレー買って…」


A「わざわざ黒にしてくれたん？

紫耀が私のためにしてくれたのすっごい嬉しい！」

でも写真は撮らせて？」


紫耀「いくらでも撮って！

はい、また自撮りするよ！はいチーズ！」


A「はーい、…………っ！

ちょっと紫耀なにやってんの！」


紫耀「へへっ、これは内緒な？」




写真撮る時にほっぺにちゅーするやつ、

やってみたかったんだよね。

なーんちゃって。



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