ひと夏の出来事 ページ35
▽Yuta.J side
結局Aは何も言わず
Princeの少年隊メドレーが始まった。
Aは時々苦しい表情を見せながらも
なんとか踊りきった。
暗転してKINGの出番が始まる前に裏にはける。
その時だった。
優太「…………っ、A!」
海人「Aちゃん!」
Aが裏にはけた瞬間に倒れた。
スタッフさんもみんな驚いて
何をしていいのか分からない状態。
するとステージに出る直前の廉に呼ばれた。
廉「ジン」
勇太「廉?」
廉「Aは平熱低いから37.5℃くらいでも
相当きついと思う。あと誰かしか手握って声掛け。
アイツそしたら落ち着くから」
紫耀「あと、タオルで汗拭いてあげて」
勇太「わかった。
………すいません、体温計ありますか」
スタッフ「持ってきます!」
勇太「岸くん、Aの手握ってあげて。
そんでAが安心するようなこと言ってあげて」
優太「…………分かった」
勇太「玄樹は新しいタオル貰って。
出来るだけ冷えてるやつ」
玄樹「うん」
Aがどうかは分からないけど
よくお母さんに体調が悪そうな人には
そうしてやれって言われたこと。
紫耀と廉の助言も貰いつつ、
Aが一刻も早く楽になれるよう努力した。
優太「A!大丈夫だから安心しろ」
玄樹「タオル持ってきた!」
スタッフ「体温計です!」
勇太「ありがとうございます。
それで玄樹は汗拭いてあげて」
勇太「…………37.6℃、普通に熱あんじゃん」
A「………ごめん、ほんまに」
優太「………もっと早く言えよ」
玄樹「岸くん?」
優太「もっと早く言えよ!
どうせAのことだし皆に迷惑かかる
だなんてろくでもないこと思ってんだろ?
全く逆だからな?
黙ってた方がこんなに影響出るんだよ。
………もっと俺達頼れよ。
俺達だって頼られたいし助けたいんだよ」
岸くんが怒鳴ってる姿なんて
玄樹とAが対立してた時以来でビックリした。
A「岸くん…………ほんまごめん。
スタッフさん達も迷惑かけてすいませんでした」
玄樹「そこはありがとう、じゃない?」
勇太「確かに謝っても終わったことだし
助けてくれた皆さんにお礼言わなきゃでしょ」
A「…………みんな、ありがとう」
.
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ピクミン(プロフ) - 秘密さん» 了解です!れんれん推しなんですね(*⌒▽⌒*) (2018年8月21日 19時) (レス) id: daf09d0f59 (このIDを非表示/違反報告)
秘密 - 私はれんれん押しですだかられんれんとの話をお願いしまーす (2018年8月21日 1時) (レス) id: d5c403ef96 (このIDを非表示/違反報告)
ピクミン(プロフ) - 亜美さん» 早速リクエストありがとうございます!全部いいので全部書きたいです!(笑) 期間は開くかと思いますが全て書かせていただきます(´∀`) (2018年7月31日 11時) (レス) id: daf09d0f59 (このIDを非表示/違反報告)
亜美 - 夜分遅くにすみません。メンバー皆と浴衣を着て、お祭りに行く。水族館に皆でイルカショーを見に行く。皆で、泊まり掛けで旅行に行くお話。全部じゃなくてもいいので書いてもらえませんか? (2018年7月31日 2時) (レス) id: 805d57abf6 (このIDを非表示/違反報告)
ピクミン(プロフ) - 亜美さん» いえいえガンガン起きてるんで大丈夫ですよ!了解です!まだ見れてないので明日じっくり見てから書きますね! (2018年7月8日 1時) (レス) id: a060f746a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピクミン | 作成日時:2018年6月4日 0時