CITRUS TIARA☆2

一分だけ ページ15

▽Sho side



※花晴れ最終回のネタバレはないので
安心してみてください。

(10話までのネタバレはガッツリ含みます)




A「なぁ、神宮寺。神楽木のモノマネしてや」


勇太「庶民狩りに………例外はない」


A「似てるーー！笑」


紫耀「………ここに本物の神楽木晴いるのに 」





雑誌の撮影の合間、今回は二つに分かれてて。


廉、海人、岸くん、玄樹のチームと

ジン、A、俺のチーム。


そんで廉たちのチームが撮影してる間、

休憩で楽屋におるんやけど

さっきから俺を無視して…………




勇太「ほら、本物の神楽木晴いるんだから

やってもらえばいいじゃん」




ジン、よく言った。




A「えー……神楽木は家で見放題やん」


勇太「………えっ」


A「ちょっとお茶買ってくるね。

撮影もし来たら呼んで！」




と言って部屋を出てしまったA。


…………何さ、神楽木は見放題って。

録画してくれてるのは嬉しいけど。




勇太「………一応言っておくけどさ」


紫耀「………何」


勇太「A、よく俺ん家来て一緒に

花のち晴れ見てたんだけどさ。

いっつもうるさいんだよ？


………音ちゃんも、めぐりんも、愛莉も。

紫耀に色々やってもらえて少し妬くなぁって。


私はなーんも出来ひんし〜って」


紫耀「………行ってくる」




Aって本当にずるい。

思わせぶりな態度するなよ。



本当に音ちゃんより分かんない。


長い間ずっと一緒で

誰よりも同じ道を辿ってきたのに。



でも、やっぱりAは

毎回女帝、女帝言ってるけれど、


結局は俺たちの大切な可愛い

プリンセス______お姫様なんだな。



.

一分だけ→←魔女宅 / Twitter

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す