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『大倉くんの好きな人に見られたら、大変やん!』
大「しゃーないなっ。
んだら、まだ時間、大丈夫?
もうひとつ、行きたい所あるねん。」
『うん。まだ、大丈夫。』
ちょっと歩くで。って歩き出した大倉くん。
学校の方向へ歩いた。
手を繋いでないのに、私のペースに合わせて歩く。
学校を過ぎて、裏山へ入ってく。
舗装されてない道。
人がよく通るのか、通れる道が出来てる。
はぁはぁ言いながら、大倉くんに付いていくと、街が一望出来る場所へ出た。
もう、夕方で夕日が出てた。
いつも通る道や、家たちが小さく見える。
大「綺麗やろ?」
『うん・・・・こんな場所あったんやね』
『忠義くん。これで本番、バッチリやね!』
って振り向くと、視界が真っ暗に・・・・・
大倉くんに抱きしめられてる・・・・・・・
『お・・・おくら・・・くん?』
大「ただよしやろ。
まだ、終わってない・・・」
『これまで、練習せんでも・・・』
『これは本番に置いとぃ「本番やもん。」
『えっ?』
大「今日、ずっと本番やってんもん。」
大倉くんの心臓がドキンドキン、早く打つ音が聞こえる。
『大倉くん・・・・・苦しい・・・・・
大「ごめん・・・・・」
パッと離れる大倉くん。
大「オレの好きな人・・・・・・・
貴方ちゃん。」
照れながら言う、大倉くん。
大「パスタもアップルパイもまるに教えてもらった。」
大「オレ、貴方ちゃんが好きやねん。」
『う・・・・・うん。』
大「今日、1日一緒に居て、オレ、そういう風に見られてないって分かったから、今すぐ答えは聞かんとく。」
大「貴方ちゃんをオレでいっぱいにしてくから・・・・・・」ニコッ
大「暗くなってきたから、帰ろっ」
手を差し出された。
繋ぐのを戸惑ってたら、
大「下りは危ないやろ。」
強引に手を繋いだ。
家の前に到着。
大「今日はありがとう。」
『わたしこそありがとう。』
家に入ろうとしたら、
大「おれ、チャラチャラしてへんからっ」
『覚えてたん?フフフ』
大「好きな人に言われて、ショックやってんもん。バイバイっ」
って家に入った。
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∞兎和∞(プロフ) - CSさん» ありがとうございます!!ボードにCSさん、いらっしゃってました!!本当にありがとうございます!!! (2016年6月9日 20時) (レス) id: 1eb687409d (このIDを非表示/違反報告)
CS(プロフ) - ∞兎和∞さん» ボードにメッセージ送ったんですが、届いてます?なんか届いてないっぽい・・・? (2016年6月9日 15時) (レス) id: d6ff0b55ac (このIDを非表示/違反報告)
CS(プロフ) - ∞兎和∞さん» はじめまして♪ありがとうございます!応援してくれてるなんて!泣ここで移行の説明はコメントの長さもあるので、プロフにお邪魔させていただきます♪ (2016年6月9日 15時) (レス) id: d6ff0b55ac (このIDを非表示/違反報告)
∞兎和∞(プロフ) - 初めまして!兎和(とわ)と申します!とっても面白くて応援してます!私も小説を書いていて移行の仕方がわからないんですけど、教えて頂けないでしょうか??すいません!これからも頑張って下さい!! (2016年6月9日 15時) (レス) id: 1eb687409d (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - すばちゃんも頑張って攻めて行かなきゃだね(*^_^*)不器用なすばちゃん大好きです! (2016年6月7日 10時) (レス) id: b7c138fcdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SCCS | 作成日時:2016年5月24日 19時