検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:449,065 hit

33 ページ33

*
昼ごはんを食べ終わり、街をブラブラ歩く。






行き交う人達がチラチラ見ていく。


大倉くんは背も高くて、顔もかっこいい。


なんか、急に手を繋いで並んで歩くのが恥ずかしくなった。






『忠義くん・・・・、休憩する?』





大「そやな♪

じゃあ、

行きたいカフェあるから、そこまで我慢なっ。」









大「ここっ♪ここのアップルパイがめっちゃ美味しいねんっ。」






『あ〜、私、アップルパイ大好きやねん♪』





大「んふっ♪」




アイスコーヒー二つとアップルパイを頼んだ。





『忠義くん、食べないん?』





大「甘いもん、あんまり・・・

和菓子は好きやねんけどなっ。」






『えー、じゃあ、食べれるもんある所、行こ!』

思わず立ち上がった。






大倉くんは私の腕を掴んで、

大「いいのっ。アップルパイ好きやろっ?」

座り〜って言うてくれる。







頼んだアップルパイが目の前に。





焼きたてのアップルパイにバニラアイスが添えられてる。

私はニヤニヤ、アップルパイを見つめてしまった。





大「貴方ちゃんっ!」




『ん?』

呼ぶ大倉くんを見た。









カシャッ。






大「んふっ♪」






『あー!撮った?

やめてよ〜。変な顔やったやん・・・絶対。』




大「大丈夫。アップルパイにデレデレな顔やったで(笑)」




『消して〜』




大「いや〜」






『忠義くん、これなら本番も大丈夫やなっ

私の好きなパスタもアップルパイも

ぴったしやったもん!』



『忠義くんの好きな人も、私みたいに食いしん坊ならいいけど・・・・(笑)』






大「食いしん坊やねんて(笑)その子。」





『じゃ、好きな食べ物、リサーチしないとねっ』





大「もう、知ってる・・・フフ」





『お店、調べるよ。何が好き?』

携帯を出そうとしたら、




大「今はデート中やでっ。今はいいのっ♪」

カバンに伸ばした手を掴まれた。




『じゃ、また教えてね。』




大「うん。」フフフ





『あっ、今日ね夜ご飯、隆ちゃんに作らないとあかんから、夕方には帰りたいねん。

あっ、一緒に食べる?』





大「今日はいいわ。

じゃ、それ食べて、帰ろっか。」




『うん。ありがとう。』







電車に乗って、最寄り駅に着いた。



さっきまで繋いでた手を離した。



大「なんで?」

私を見ながら言う。



『クラスの誰かに会うかもしれんやん・・・』



大「オレは見られてもいいけどな〜」

*

34→←32



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (296 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
458人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

∞兎和∞(プロフ) - CSさん» ありがとうございます!!ボードにCSさん、いらっしゃってました!!本当にありがとうございます!!! (2016年6月9日 20時) (レス) id: 1eb687409d (このIDを非表示/違反報告)
CS(プロフ) - ∞兎和∞さん» ボードにメッセージ送ったんですが、届いてます?なんか届いてないっぽい・・・? (2016年6月9日 15時) (レス) id: d6ff0b55ac (このIDを非表示/違反報告)
CS(プロフ) - ∞兎和∞さん» はじめまして♪ありがとうございます!応援してくれてるなんて!泣ここで移行の説明はコメントの長さもあるので、プロフにお邪魔させていただきます♪ (2016年6月9日 15時) (レス) id: d6ff0b55ac (このIDを非表示/違反報告)
∞兎和∞(プロフ) - 初めまして!兎和(とわ)と申します!とっても面白くて応援してます!私も小説を書いていて移行の仕方がわからないんですけど、教えて頂けないでしょうか??すいません!これからも頑張って下さい!! (2016年6月9日 15時) (レス) id: 1eb687409d (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - すばちゃんも頑張って攻めて行かなきゃだね(*^_^*)不器用なすばちゃん大好きです! (2016年6月7日 10時) (レス) id: b7c138fcdb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:SCCS | 作成日時:2016年5月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。