25 ページ25
*
私は自分で言うのもあれやけど、そこそこ勉強が出来る方。
隆ちゃんはそうでもないんやけど・・・・(笑)
いろいろ学校によって、進み具合がバラバラでどの学校でも付いていけるようにする為。
これも母のお陰で身についた。
授業中、この内容知ってるわ。って思って、授業に集中せず、窓の外を眺めてた。
違うクラスが外で体育中。
男子はサッカーをしてる。
あっ、錦戸くんと横山くん。
二人はサッカーの試合中やのに、ボールとは反対のゴール前でじゃれ合ってる。
あっ、横山くん転かされた・・・・・
転かした錦戸くんが私に気付いて、手を振ってる。
転かされた横山くんも立ち上がって、一緒に手を振ってくれた。
控えめに手を振って、前を向いた。
大倉くんが後ろを向いて
大「デートコース決まったで♪」ｺｿｯ
小さい声で言う。
『うん。楽しみ。』
安田くんが気付いて、口パクで
安「なに？なに？」
大「ないしょっ」ｺｿｯ。
先「こらっ・・・そこ3人。うるさいぞ！」
大「すいませ〜ん」
マ「・・・・・」ｼﾞｯ
授業が終わり、次の体育の為、着替えた。
あっ、始まる前にトイレ行こっ。
ｶﾞﾁｬｯ。
トイレへ入ると、鏡前にマイちゃん達が化粧直ししてた。
うわぁ〜！って思ったけど、知らんふりして個室に入った。
済ませドアを開けたら、マイちゃん達がドアの前を囲んでた。
マ「どうも〜♪」
『あっ、マイちゃん。』
マ「なー、なんであんたなんかが、忠義と話してるん？」
マ「あんま、ベタベタせんとって」
いつもより低めな声で言う。
こわっ・・・・・
マ「なー、聞いてる？」
『あっ、ベタベタしてへんよ』
マ「あんたみたいな地味な奴が、口答えすんなや」
パッシャーン。
後ろに隠されてたバケツの水をかけられた。
マ「ちょっと〜、私の足も濡れたやんか！」
って肩を押された。
乾かしに行こ〜。って3人は出ていった。
ふぅ〜。
バケツの水がそんなに多くなかったのか、身体の半分だけが濡れた。
体育、サボろ・・・・・・
ひとつに纏めた髪の毛をほどいて、小さいハンドタオルで拭く。
乾かんな・・・・・
あっ、そうや・・・・・・・
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 458人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
∞兎和∞(プロフ) - ＣＳさん» ありがとうございます！！ボードにCSさん、いらっしゃってました！！本当にありがとうございます！！！ (2016年6月9日 20時) (
レス) id: 1eb687409d (このIDを非表示/違反報告)
ＣＳ(プロフ) - ∞兎和∞さん» ボードにメッセージ送ったんですが、届いてます？なんか届いてないっぽい・・・？ (2016年6月9日 15時) (レス) id: d6ff0b55ac (このIDを非表示/違反報告)
ＣＳ(プロフ) - ∞兎和∞さん» はじめまして♪ありがとうございます！応援してくれてるなんて！泣ここで移行の説明はコメントの長さもあるので、プロフにお邪魔させていただきます♪ (2016年6月9日 15時) (レス) id: d6ff0b55ac (このIDを非表示/違反報告)
∞兎和∞(プロフ) - 初めまして！兎和(とわ)と申します！とっても面白くて応援してます！私も小説を書いていて移行の仕方がわからないんですけど、教えて頂けないでしょうか？？すいません！これからも頑張って下さい！！ (2016年6月9日 15時) (レス) id: 1eb687409d (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - すばちゃんも頑張って攻めて行かなきゃだね(*^_^*)不器用なすばちゃん大好きです！ (2016年6月7日 10時) (レス) id: b7c138fcdb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SCCS
| 作成日時：2016年5月24日 19時
