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157救いの…? ページ12

その後、急いで町外れの森に避難した第七師団。
避難した直後、先程まで自分達が滞在していた廃寺院に上空から砲撃が落とされた。








ハナビ「あっぶなぁぁぁ…間一髪やったなぁぁ…。」







A「うん…。」








阿伏兎「ひでェなァ…あれじゃあさすがの夜兎達もひとたまりもねェ。あそこに居たらの話だが。
アンタの忠言がなけりゃ危なかったぜ。棄てる神あれば拾う神ありってか。
もっとも、俺達第七師団を潰したのも救ったのも神所か髪もねェおっさんだが。」








星海坊主「俺ぁ宇宙一のエイリアンハンター星海坊主様だ。狙った獲物は必ず仕留めるが、人の獲物には決して手を出さねェ。
俺の獲物はクソガキ一人だ。あの男は俺の獲物でも、春雨の獲物でもねェ。
いずれ、けじめをつけにバカが来るぞ。」








A(!……この人も晋助殿を守ろうとしてくれてる?)








阿伏兎「バカねェ…。」








星海坊主「要するに俺ぁ他人の喧嘩に横槍入れる奴が大嫌いってことさ。
…忠告したんだが、どうやら向こうも俺と本気で殺り合うつもりらしい。
星一つ潰す覚悟で来やがった。
そっちがそのつもりなら、俺も覚悟を決めなきゃならねェ。
…エイリアンハンター生活25年。もっとも危険な生物を狩る覚悟を。」







星海坊主は上空に浮かぶ春雨の戦艦を睨み付けて、そう言った。








A(?…誰の話をしてるんだ?春雨に誰か居るの?)








星海坊主「…ここに留まっても、直に奴らに見つかり、またぶっ放って来る。
死にたくなきゃ、ここから離れるこった。」








そう言うと、星海坊主は駆け出した。







A「…阿伏兎さん、どうするの?」







阿伏兎「どうするも何も、ついていくしかねェだろ。」







A(あ。この人、完全に星海坊主さんのこと同胞として愛着持ってんな。)

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タンポポ(プロフ) - ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2021年3月3日 8時) (レス) id: 38c3065273 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - めっちゃおもしろかったです!こういう展開めっちゃ好きです! (2021年3月3日 1時) (レス) id: fba69e2527 (このIDを非表示/違反報告)
タンポポ(プロフ) - コメントありがとうございます。頭眩しいは口には出せないことは夢主とハナビにも察しがついていたので、せめて心の中で呟かせました(笑) (2021年2月17日 10時) (レス) id: 38c3065273 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 面白かったです!あの、頭眩しいのとこめっちゃ好きです! (2021年2月16日 17時) (レス) id: 283f5f246a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タンポポ | 作成日時:2021年2月6日 1時

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