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第八節蓮2 ページ32
葉「蓮…じゃねぇな。あんなにでかくねぇし。」
アンナ「どう見ても別人でしょ。
立香、説明しなさい。
アンタ、あいつを知ってるんでしょ。」
立香「…あの人はランサー、李書文さん…神槍と謳われる槍術の達人で…強い人と戦うのが好きなんだ…。」
アンナ「ふーん。これまでの流れから察するに、次はあいつが蓮って名乗るのかしら。」
立香「多分…。」
葉「おーい。こんな雨の中、一人で何やってんだー？風邪ひくぞー。」
立香「葉くんんん！！」
アンナ「サーヴァントは風邪なんてひかないわよ。」
立香「そこ！？」
葉「おぉ、そっか。」
李書文「ふっ…儂の気に動じぬとは、小僧にしてはやりおる。」
葉「オイラ、麻倉葉ってんだ。
道蓮ってシャーマンを探してるんだが、知らないか？」
李書文「道蓮とはまごうことなき、儂のことよ。もっとも、儂はシャーマンなぞではないがな。」
立香「やっぱりか…。」
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作者名：タンポポ | 作成日時：2022年10月6日 12時
