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33話「おかえり」 ページ33

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私が部屋に着いた
その5分後くらいに
遥華が戻ってきた

「おかえり」

遥華
『た、ただいま』

なんだか声が上ずってる

「どうしたの?」

藤ヶ谷さんと海辺に行ったはずじゃ…?

って思ったら次の瞬間

遥華
『ん〜〜A〜!!!藤ヶ谷さんに告白されちゃったよ〜』

って泣きじゃくる遥華

っておい…嬉し涙なのかな?
一瞬すごい心配したよもう〜

「はい、タオル
とりあえず泣き止んで?笑
話聞くから(^^)」

遥華
『ん。ありがとう…』

「で、OKしたの?」

一応先に聞いておこう

遥華
『うん。
はい、お願いしますって答えた。』

まだ鼻をすする遥華
そして話を続けた

遥華
『BBQ抜け出して良いとこ連れてってあげる(^^)って言われて、付いて行ったら海辺に連れてかれて…しばらく話してたんだけど、突然藤ヶ谷さんに両手を包まれて向き合う感じになったの…もうドッキドキだったんだけど、しばらく沈黙で。そしたら藤ヶ谷さんが…「遥華ちゃん。前、呼び出した話なんだけど…俺、遥華ちゃんの笑顔にいっつも癒されてる。悩んでる事とかあっても遥華ちゃんに合って話して笑いあえば一瞬で消える。遥華ちゃんとご飯行く日はすっごくドキドキして…でも遥華ちゃんに喜んでもらえるとめちゃくちゃ嬉しくて…毎日が遥華ちゃんのおかげで明るかった。だからこれからもずっとこうしてたいって何度も思った。今も思う。…もし良かったら俺の彼女になってください…」って言われたぁ…』

まだまだしっとり泣きながら話してる

さすが藤ヶ谷さん…完璧な告白
しかも沖縄の海辺
一度はそんな告白されたいわ…笑

なんて考えたりして
でも遥華の恋が叶ったことが純粋に嬉しくて

「おめでとう」

遥華
『ありがとう、A』

遥華を抱きしめる
女同士だけど
おめでとうの気持ちと
泣く遥華を落ち着かせたかったから


遥華
『でも私、アイドルの彼女なんて務まるかな。』

「遥華なら大丈夫。私も居るし。何より藤ヶ谷さんを信じれば大丈夫。」

遥華
『ありがとう…本当にありがと…うっ…』

「もう泣かないの〜笑
水飲む?」

うん
と答えた彼女をソファに座らせ水を出す

ふと時計を見れば20時になる5分前

遥華
『ねえAお風呂先に入る?』

「あっ、あのさ私この後玉森さんとお話しに行くから…先、入ってていいよ!」

遥華の目が丸くなる

『え?!呼び出されたの?
まっまさか、玉森さんも…』

遥華は私がこの後玉森さんから告白されると思ってるらしい

「違うでしょ笑」

.

34話「5分前の葛藤」→←32話「お誘い」



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設定タグ:玉森裕太 , キスマイ , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:タレント
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作者名:裕貴乃 | 作成日時:2016年11月4日 12時

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