crush! crush! crush! (ページ4)

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4話「5015室」ページ4

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14:05

『ちょっと遅れちゃった、ごめんね』

お昼ご飯をコンビニで買ってたらしい
社内コンビニの袋を片手に玉森さんが5015室に来た

「大丈夫です！よろしくお願いします。」

玉森さん
『ねえ見てこれ！とろたくおにぎり！』

あっ、それ美味しくないやつ…笑

玉森さん
『新作って書いてあったから買っちゃったよ～♪俺、とろたく大好きだからさっ！これでプレゼン頑張れるよ～』

かなりご機嫌な玉森さん。
でもそれ、中身スッカスカなんだよな～って思いながら

「さっきそれ私も食べましたよ～」

なんて言ってみる。

玉森さん
『えっ！ほんと？！偶然だね～Aちゃんもとろたく好きなの？』

「嫌いじゃないです。新作ってのに惹かれて買っちゃいました(^^)」

玉森さん
『なるほど～新作好きね！覚えとく！
…ん？何これ…とろたくの味しない…』

玉森さんやっと気づいた
この、とろたくおにぎりのスッカスカさに

玉森さん
『Aちゃんが食べたとろたくおにぎりこんな中身スカスカだった？俺のだけかな～』

「私が食べた時もスカスカでした(汗)」

玉森さん
『なんだよ～言ってよ～Aちゃーん笑』

「すいません笑」

そんな会話もしつつ、
プレゼンの確認を進めていく

プレゼンの話になれば真剣になる玉森さん
スタッフの間でこのギャップは有名だ
普段ゆるゆるだから皆この真剣さにやられるらしい…だからこそスタッフにもファンの方にも愛されるんだろう

「こんな感じです！じゃあプレゼンよろしくお願いします！」

一通り資料にも目を通してもらって挨拶した

玉森さん
『りょーかい！頑張ろうね(^^)』

「はい！ここの部屋閉めちゃうのでお先にどうぞ！」

玉森さん
『あっ、ここでさプレゼン終わった後少しまた反省会含めて話し合わない？残業嫌だったらいいけど』

玉森さんから提案されたら断るなんて出来ない
今日予定があるわけじゃないし、残業代稼ぎますかね～なんて思いながら

「わかりました。残業全然大丈夫ですよ。じゃあ鍵は持ったままにしときます！」

玉森さん
『お、やった～じゃあ行こっか』

何で玉森さんがやった～って喜んでるのかよく分からなかったけど、とりあえず5015室を出て向かいの会議室へ向かった

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