229話「安心感」 ページ38
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お風呂から上がると
本当にドライヤー片手にソファで
待ってる裕太
だけど目は開いてなくて…笑
「寝ちゃったか。」
コンサートで疲れてる上に
私のためにわざわざ洋服取りに行って
私に沢山話してくれて
そりゃあ、疲れるね…
裕太の手から
今にも落ちそうなドライヤーを
回収して
裕太にブランケットをかける
可愛い寝顔に見惚れて
愛おしくなって
裕太の頬にチュッとキスをした
裕太
『ん〜…ん』
あ!起こしちゃった?!
裕太
『俺…寝てた?』
寝ぼけてるのか
ふにゃふにゃした笑顔で
目をゴシゴシとこすってる
「うん。笑
ごめん、起こしちゃったね…」
裕太
『いいよ、大丈夫。
Aのキスで起きるとか
幸せすぎんだけど〜笑』
「ふふ。バレないと思ったのに笑」
裕太
『眠りが浅かったんだよ、きっと笑
じゃあ〜はいっドライヤー貸して〜
A座って〜
乾かすよ〜!』
って幼稚園の先生みたいな
裕太の下に座る
ソファの上から髪を乾かしてくれた
裕太
『乾きましたよっ!』
「ありがと。
明日も早いし、
そろそろ寝ますか?」
裕太
『そうだね。
歯磨きしよっか。』
久々に2人で並んで歯磨きして
ベットに入った
裕太
『何か久しぶりだね、この感じ。』
「うん…でも安心する。」
いつも通り腕枕してくれて
柔らかい大好きな声が
すぐそばで聞こえる
この安心感ってすごいんだ
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作者名:裕貴乃 | 作成日時:2017年2月28日 21時