223話「いい音」 ページ32
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パタパタって足音がして
前を見ると
裕太がやってきた
さっきソファーに
行ったばっかりなのに笑
「どうしたの?」
裕太
『いい音したから来た。』
「ふふ、お腹空くねこの音。」
うんって返事をしながら
キッチンに入ってくる
裕太
『手伝うよ?』
「いいの?
じゃあ、スープ入れてもらっていい?」
裕太
『余裕〜!』
スープを入れてくれて
裕太
『これとサラダ、運んでいい?』
「うん。お願い。」
裕太
『任せろ任せろ〜。』
そう言って
よくわからない替え歌を
歌いながら
運んでる…笑
お皿や箸、飲み物とグラスまで
ちゃんと出してくれた。
頼んでないことまで
やってくれる裕太は
よく自由で呑気に見られがちだけど
本当は
すごく気遣いのできる人なんだなと
この数ヶ月で実感してる
テキパキ動いて
裕太
『まだやることある?』
って聞いてくれるのも
優しさを感じて嬉しい
「無いよ。ありがとう。
後少しで出来るから!待ってて?」
裕太
『は〜い。』
ハンバーグを焼き上げて
裕太の待つテーブルへ運ぶ
裕太
『やばっ!うまそっ!』
「ふふ。召し上がれ〜」
裕太
『いただきま〜す!』
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作者名:裕貴乃 | 作成日時:2017年2月28日 21時